所属教会と同じ小教区の教会が、ジュビレオ(聖年)企画としてミラノの7教会巡礼を企画していたので、参加してきた。
ちなみに、カトリックにとって、「7」は、聖書の中で最も大切な数。「完成」「完全」を意味している。
そして、「3」は「神の世界」。「4」は「自然」を意味し、「神の世界」と「自然の世界」を合わせた完成が「7」となる考えらしい。
7日目に神は天地創造の仕事を完成され、第7の日を祝福し、聖別され、1週間が7日となった。聖書には7つのパン、7つの賜物など数多くの「7」という数字が出て来る。イエスに制定された秘跡も7つ。
余談だが、ローマでも7教会巡礼と言うのがあるが、これは4大バジリカに加え、その4つをつなぐ道の中で、初期キリスト教時代の地下の共同埋葬地であったカタコンベのある教会を巡礼する。
さて、巡回したのは、この地図の通り。
1. La basilica di S. Eustorgio
サンテエウストルージョ教会は、「東方の賢士」の骨が祀られていることで有名。ここからドウモに向けて、1000年以上の歴史があり、しばしば民衆の信仰と結びついた場所を訪問した。
このツアーには、3人の司祭が参加されたが、ガイド役の司祭が選んだカードが配布された。
新約聖書ルカ24:15 「語り合い論じ合っていると、イエスご自身が近づいてきて、彼らと一緒に歩いて行かれた。」いわゆる「エマオ」の部分だ。つまりこの巡礼のテーマでもあった。
裏には、祈りが書かれていた。
Signore, io mi metto in cammino sempre per raggiungerti e incontrarti Tutta la mia vita è un grande viaggio per scoprirti, conoscerti e amarti
主よ、私はいつもあなたに辿り着き、あなたに出会うために旅立ちます。
2. Santuario di S. Maria della Vittoria
13世紀以降、この教会は女子修道院の一部となり、最初はウミリアート修道会、後にドミニコ会修道女の修道院となった。 修道院は、中世の城壁のすぐ外側に以前から建てられており、防御の目的もあった。共同体闘争やバルバロッサの壊滅的な攻撃(1158年と1162年)により、ミラノの高貴な女性たちが避難するための修道院が建てられ、年配の修道院はアレーナ通りの複合施設(コンヴェント・デッレ・ヴェテレ)に、若い修道院や既婚の修道院は城門に近いコンヴェント・デッレ・ダム・ビアンチェに建てられた。
サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会は2世紀以上修道院の教会として使われていたが、16世紀にオモデイ枢機卿の命により修復され、当時シャルル5世と共にフランス軍と戦っていたミラノ貴族の霊廟となった。 バロック様式による最後の改築は17世紀半ばに遡り、1996年以降、しばらく閉鎖されていた教会はルーマニア正教会共同体に託され、内部は豪華なイコンで覆われたイコノスタシスで装飾されている。
あいにく中に入るとミサ中で、正教会のミサは長いと言われるが、終わりそうもないので外に出て、皆で「平和の挨拶」を交わした。
3.La Chiesa di San Giorgio al Palazzo
なんと到着時は、昼休みでサン・ジョルジョ教会は閉まっていた。二つめのサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリアといいオーガナイズの悪さはイタリアあるあるである。
1か所目の教会は14:45集合であったが、この日からサマータイム。そうでなくても日曜日の公共機関の本数は少なく、かなりダイアはめちゃくちゃで、遅刻か?と焦った私は途中からタクシーを使ったが、肝心な司祭、特にガイド役の司祭は大遅刻。それだったら私もタクシーを使わなくても間に合ったわ!と後から思ったものだった。苦笑
話は基、サン・ジョルジョの正式名はサン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会。トリノ通りのほぼ中間に位置する。 アル・パラッツォという地名は、紀元3世紀末にディオクレティアヌス帝によって建てられた皇帝のパラティウム、つまりバグネラ通り/サンタ・マルタ通り/メンタナ広場/モリギ通り/ブリサ通りから西に広がる大きな城塞を指していることは間違いない。
この教会は、8世紀のロンバルド時代に創建され、17世紀にバロック様式に改修された。 しかし、その価値は、西暦313年にコンスタンティヌスとリキニウスが信教の自由に関する勅令に署名した場所であると信じられていることにあるそうだ。
洗礼堂の飾りが可愛らしい。
ベルナルディーノ・ルイニ作「キリストの降架」。普段通る通りだが。教会内部に入ったことはなく、こんな有名な作品があったとは全く知らなかった。
こちらで、エマオのカードの祈りと共に「信仰宣言」を唱えた。
続く...
今日の一句
燃える心 救い求める エマオの道









