タータ日記 〜 その126 あれから3年 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今日シッター先の三男が3歳を迎えた。

 

怒涛のような3年間であった。ツインズが生まれ、兄弟はなるべく間を空けない方がいいですよ、とは言ったものの、本当にすぐできるとは思ってもいなかった。笑

 

ママさんがコロナ禍ど真ん中にツインズ出産、ロックダウンが解除され、仕事復帰までの間はクレモナにいたが、復帰とともにミラノへ戻り、私が助っ人として参上し丸4年、今に至るのだが、他人様の子供の成長は早い。

 

3年前の今日の早朝、パパさんからメッセージが入った。ママさんが破水し病院へ入ったので、現在はママさんの妹がツインズを見ているが、直ぐに私と交代してほしい。ちなみに夫妻共にコロナ陽性とあった。出かけなきゃ!と思いつつ念のため、キットのコロナ検査薬で検査すると私も陽性‼︎ マジ?!チーン❗️ それで1週間身動きが取れなくなった。夫は日本出張中。当時はまだ高校生の次男と2人きりだった。あちゃー、何もできない!

 

まあ、私は生気を吸い取られつつ、右往左往?紆余曲折?バッタバタであったが、皆よく成長した。その間、私は自転車事故で顔は打つは、足は骨折はするわ、空手で肋骨は2度殴打したし、アレルギーで顔は京劇の猿状態だったし、ホームドクターに本当に色々あるわねーと言われる数年。今でこそ元気に笑っていられるが、年齢的にも、人生においてもどっと免疫が下がる時期であった。(女性は7の倍数の年齢は要注意と聞くが、まさにそうだった)

 

三男のお誕生日は親類と次の日曜日にお祝いすると言うので、やはり何かしてあげたい。前夜ケーキを焼き、靴下でぬいぐるみを作成。

 

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幼稚園から帰宅したツインズとショートケーキのデコレーション。

 

本当に手は洗ったんかいな?作っている間にイチゴは食べちゃうし、クリームは舐めるわ、クリーム足りなくなった!

 

 冠は、保育園からのプレゼント。Yシャツに蝶ネクタイで登園。プリンチペ(王子様)だね~、と笑った。

 

 靴下で作ったシマウマ。そのまま「ゼブラ」と呼んでいた。彼らのベッドには、常に枕元にぬいぐるみがいくつも並ぶ。今夜からこのゼブラも並ぶのだろうか?
 
長男が、私が最近作りまくっているミニ熊を欲しいというが、手のひらサイズは100パーセント失くされるから渋っている。苦笑
 
私が帰宅する前にママさんは帰宅しなかったが、夕食後、「ハッピーバースデイ」を歌いながら、ロウソクを消すビデオが送られてきた。喜んでもらえたようで良かった。
 
ツインズが嫉妬するか?と思ったが、そうでもなかった。成長したなあ。
 
今日の一句
子の成長 個性伸ばして 面白がる