来る3月2日(日)福者ドン・カルロ・ニョッキ没後69周年に際し、記念ミサが行われる。
そして、午後からは恒例のスピリチュアル・コンサートが開催される。
ドン・ニョッキとは、司祭であり、教育者であり、作家でもあったカルロ・ニョッキ。第2次世界大戦の間、アルピーノ(アルプス歩兵隊)の従事司祭としてロシアへ随行された。戦後、戦争孤児たちのために施設をつくり教育に専念した。そして、体の不自由な方のために病院、リハビリセンター、障害者のための学校などミラノ、サンシーロ地区に建て貢献。
彼の死後、当時まだ法律が成立されていなかったのだが、角膜移植を必要としている人に、彼の角膜を提供している。19年前に列福し記念堂も献堂されたが、その後毎年コンサートが行われている。
3月2日 16時より
"S.Maria Nascente " お御堂
via Capecelatro, 66 Milano (S.Siro地区)
指揮者 マエストロ ルイジ・ポンツィ
Schola Cantorum della Basilica di S. Antonio da Padova in Milano
先週、ミラノのルルド聖母教会にて行われた彼らのコンサートに出かけて来た。題目は同じ。
毎年コンサートで歌われているソプラノの方がヘンデルのハープ協奏曲を演奏。また、
フランチェスコ・ドゥランテの『マニフィカト』は非常に明るく輝くように響いた。
そして、シャルパンティエの『テ・デウム』。明るく軽いティンパニと天に響き渡るようなトランペット。演奏者は皆楽しんでいるように、ニコニコしながら演奏していたのが印象的。アンコールでも演奏された。
アンコールでヘンデルのメサイアの『ハレルヤ』が歌われた。あれは是非歌詞をマスターし、一緒に歌いたいもの!
入場無料は海外ならでは! ミラノ在住の方、是非!
今日の一句
主を仰ぎ 光をうけて 輝こう
