タータ日記 〜 その122  2月の歌 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

今週はツインズの1歳のいとこのお世話から始まった。

 

病み上がりなので保育園は、万が一に備えてお休みさせたいと...。ママさんはリモートワークで在宅だったが、基本は私と一緒。

 

数週間ぶりだったので、それほど身体の成長は見られなかったが、やはりこの月齢は、自我が芽生え、好奇心も旺盛になり、日々めざましいスピードで成長しているのがわかった。

 

また、大人が言っていることを理解しはじめ、自分でも一人で言葉らしきものを発しており非常に面白い。 また伝い歩きではあるが、行動範囲もぐんと広がり、心身ともに大幅な成長を遂げており、見ていて嬉しくなった。

 

午後からツインズ宅。三男もおしゃべりになり、次男は今まで以上に輪をかけてしゃべるようになった。地下鉄に一緒に乗ったり、スーパーへ連れていくと、誰にでも話しかけるからもうこちらの方が赤面してしまう。

 

スーパーのキャッシャーでは、私の前に並んでいた人が、支払いの際、ブオーノ・スコント(次回の買い物で安くなる券)は欲しいかとキャッシャーの人に聞かれていたが、いきなり次男が「僕も欲しい!」と答え、思わず「スコントして!」つまり安くして!と言い、あとから「スコントって何?」と聞く始末…笑 将来が恐ろしい…。

 

ところで、彼らが通っている音楽教室では、今年に入ってから毎月テーマ曲がある。歌を覚え、音階はわからずとも、音符の音の長さは理解できるよう論理的に教えられているのだが、それも家庭でサポートがあってこそ、身につくもの。

 

それを多忙なママさんに求めるのは無茶だとは思っていたが、ノンニ(祖父母)から頼まれてしまい、保護者グループチャットにもなぜかタータの分際で参加。苦笑

 

さすがに他の保護者の手前、出しゃばったことは言えないが、個人的に先生に1月2月の曲の譜面を送ってもらった。イタリア人は譜面が読めない人も多いので、「譜面が読める」と言うと(ほとんどの日本人は読めるのでは?)非常にいや~な空気を感じてしまうのだ。少なくとも歌詞付きの譜面を見ながら出ないと正しく覚えられない、そういう理由なのだが...。

 

2月の歌

ECCO IL MESE DI FEBBRAIO

BENVENUTO GLI DICIAMO 

HA UN BEL DONO NELLA MANO 

MI SAI DIRE CHE COS’E’ 

E’ VESTIRSI D’ALLEGRIA CON UN PO’ DI NOSTALGIA 

E’ UN REGALO NIENTE MALE 

SI LO SO CICA-BUM E’ IL CARNEVALE CICA-BUM

 

2月へようこそ 
美しい贈り物を手にしている 
それが何なのか教えてくれるかい?
それは喜びとちょっぴり郷愁に包まれている 
なかなかいい贈り物だ 
ああ、そうだよ。カルネヴァーレだね。

 

ちなみに、1月はクリスマスの後、良い子にお菓子をもってくる魔女のベファ―ナの歌であった。

 

子供たちに曲を聴かせてください、と言われ、帰宅し、すぐにテレビを見たがる彼らたち。なんとか音楽をかけ、耳を鳴らさせる。そしてなんとポータブルの鉄琴まで貸し出され、これを弾くときは、私がいる時だけ、という約束をさせた。

 

曲のさびの部分をハ長調で、弾けるようになれば、5月の発表会に鉄琴を扱わせてくれるようだが、どうだろうな…。また、1月のイメージを大判の紙に好きなように表現する役割を、次男が立候補したので、これまた、帰宅後時間のある時に作っていかないといけないが、これって私の宿題?!笑

 

もう既に家庭教師とも化している私。とはいえ、本来子育てとは、時間が許す限り、親や親同等の人がゆっくり寄り添ってあげることなのではないか?とつくづく思う。お金を書ければ良い、というわけではないだろう。きちんと子供と向き合ってあげれば、子供たちの気持ちも満足し、保護者(同等の人)が自分を見守り付き合ってくれたと安心することで、きちんと話も素直に聞いてくれるようになるはず。


そして、親や大人は毅然とした態度で一貫した態度をとることが大切だ。

 

「こんなに言うことを聞かないのは、うちの子どもたちだけ?日本人はどう?お宅のお子さんたちはどうだった?」とパパさん、ママさん、またノンニにも聞かれるが、子供は一人の人間として、大人と同じようにこだわりや自分の主張を持っている。大人にとっては些細なことでも、子供にとっては大切なことだったり、夢中になれることだったりする。そのような気持ちやこだわりと、何度もしっかりと向き合っていくことで、保護者や周りの大人自身も成長しながら適切な言い聞かせや声かけができるようになるのではないだろうか?

 

とはいえ、忍耐、忍耐、また忍耐。へとへとであ~る。

 

 

今日の一句

育児は育自 忍耐レベルが 更にパワーアップ!