日中シッター先のママさんから、三男が保育園のイベントで"passeggiata di luce"「光の散歩」に出かけるから、16時半までには彼をお迎えに行き、再び16時45分に集合、と連絡が入った。
光りの散歩?夕方町を歩くの?と思いながら、どこに集合か?と聞くと、確認する…と言われた。
火曜日は兄弟のツインズたちは、16時に下校し、そのまま音楽のクラスへ出かけるが、それはママさん方のノンニ(祖父母)担当。ただし、17時半までだが、ノンニが帰りの渋滞にぶつからないよう、少し早めに私が出向いて、付き添いを交代するが、それはどうするのか?と聞くと、「貴女か、自分、または主人が行かなくてはならない」と言う。しかし、光の散歩自体がどれくらいかかるものなのかさえ、わからない。
三男のお迎え前に、ノンニたちがやって来た。今日の予定を知っているか?聞いてみると、何も知らされていないようであった。今日はママさんもパパさんもオフィスに出ていたので、不在。
祖母はママさんに電話したが、つながらず。パパさんに連絡し、今回はノンニたちが家に連れ帰ってくるが、すぐに戻ってきて欲しいとお願いしていた。私も早く戻れるようであれば、連絡しますと約束した。
しかし、光の散歩って何?
本来は12月13日の「サンタルチア」の祝日に行われるようだが、ミラノ市にある150以上もの保育園、幼稚園、学童保育所の子どもたち及び、保護者、教師、教育関係者が、ランタンの灯りを灯しながら、街の通りや近所を散策し、希望や願いのメッセージを分かち合う特別な日のようだった。
とはいえ、いきなり言われて参加したわけだが、集合場所へ行くと、皆母親と一緒で、小さなランタンを持っているではないか?聞いてないよ!三男は何も知らないし、気づいていないようだったが、手ぶらはちょっと寂しい感じ。
先生に昨年もこの企画はあったの?と聞くとあったけれど、ツインズが参加したかどうかは記憶にないということであった。私もないが、意味不明なランプが二つあったことは覚えている。あれが、そうだったのか…
出発は結局17時近くだった。近くの本屋さんにより、一つのランタンと手紙(詩のようであった)を朗読しプレゼント。代わりに、本を学校に頂いたようだった。
その後、近くの大きな公園へ。既に空は暗かった。(少し離れたところに小さな灯りがいっぱい。後から考えれば同じ"Passeggiata di luce"のグループのようであった。
一人の先生のバイオリン演奏。
今日の一句
サンタルチア 小さな希望 小さな灯火
