ビタミンカラー | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

ビタミン・カラーとは、レモン・オレンジ・ライムなどの柑橘類に見られるような「明るくビビッドな色調」の総称。 またフルーツを思い起こさせる鮮やかなピンク、赤系などもビタミン・カラーとして知られている。
 
子供の頃、結構母親の手作りの服を着ていただろうか?既製品でも、割に地味な配色の中に靴下がオレンジとか、傘がオレンジ色。どこか色と形が変わったものが多かった。
 
また大人になってからは、気づくとショッキング・ピンクを好んで着ていた。
 
30代後半くらいからボルドーがかった紫と深い緑色の組み合わせも好きになった。娘が翡翠の文字を使った名前も色が好きだから。もう1人娘が産まれれば紫という字を当てたいくらいだったが、夢叶わず。笑
 
作るバッグは明るい色系が多く、ポップ系な配色も多い。娘にあげたオレンジやピンクのバッグは友人の間で人気だと言う。
 

 

 

最近作ったものは糸の断捨離ではあるが、皆ビタミン・カラー。

 

 

 

 

ところで、かれこれ10年以上付き合いのあるロベルタは彼女のお子さんの名前を取ってPederolindaと言う洋服のブランドを持っている。ハンドメイド仲間のセレクトショップに元々は作品を置いていたが、お店のコミッション➕アルファ税金で、とんでもない金額になってしまうので、定期的に友人宅を回って売り出すようになった。
 
初めの頃は、彼女は細身なので、細身のパンツしか作っていなかったが、流石に太さや長さもさまざまで、今や全サイズを作るようになり、カットソーやスカートも作るようになった。
 
個人的に、昨年購入したスカートがお気に入りだったが、夏に帰国した際、母が気に入ってしまい欲しいと言うので譲ってしまい、新たに裾に赤いリボンを入れてもらいオーダーしたスカートができたと言うので、取りに行ってきた。
 
気づいたら最近マイブームの辛子色のジャケットまで手にしており試着したら、まーサイズがぴったり!このサイズ、イタリア人じゃ無理じゃない?私が着るしかないでしょう?と言って買ってしまった‼︎爆 2024年の私にご褒美だ!
 
 
私たちにとって、ドレスアップは遊びであり、普通なものは好まない。  陽気さを身にまとい、一歩一歩呼吸し、すべての服は旅であり、ダンスであり、抱擁である。 ペドロリンダは街の隅々にまで幸福をもたらす!
 
そうなのだ。どこか遊び心のあるペドロリンダの洋服は、気持ちを持ち上げてくれる。それがビタミンカラーならば、なおさらなのだ。オリジナルを追求し、個性豊かに!
 
ビタミン・カラーは自分が「幸せだ」とポジティブにしてくれる。そう言う思いが積み重なれば、ちょっとやそっとでは折れなくなる。
 
まさにテイラミ・スー‼︎ 
 
基本シンプルな色の組み合わせに、ビタミンカラーを一つどこかに持ってくるようにしているが、たまに全身が凄いことになっていて、鏡を見てびっくり‼︎爆 自分で大笑い。
 
ちなみにこちらは来年のトレンドカラーだそう。
 

 

 
今日の一句
目が醒める ビタミン・カラー 自分に気合い