ミラノは夏のセールの時期になった。
セールと言っても、あまり興味はなかったのだが、仕事の帰り道、たまたま通りがかった靴屋のショーウインドウを覗き立ち止まった。
かわいい!ちょうど履いていたベージュの革靴が、薄汚れ、裏のゴムの部分も割れてしまっているではないか!一足処分するのなら新しい靴を買っても構わないか?しかし、どれもかわいい。
「試してもいいですか?」といって、気になる赤い靴5,6足を鏡の前で履き比べた。どれも遊び心が個性的で心をくすぐる。
意外に子供のころから真っ赤っ赤という靴は履いたことがない。しかし、50代半ばで赤い靴…子供たちに嫌味たっぷり言われるだろうなあ…苦笑 私がピンクを着ようものなら、子供たちに「歳考えてよ!」と言われてしまう。えっこのピンクのジージャン、おばあちゃんのお古なんだけど!おばあちゃん70代まで来てたんだから、私はまだ余裕じゃない!というのだが…冷たい視線。
先日、長女と食事をした時も、彼に、「今日のママの恰好普通だと思わない?」と言っていた。失礼ではないか!確かにその時は白いカットソーを着ていた。しかし、下は座っていて見えなかっただろうが、黒地に柄の入ったサルエルパンツだったのだ!笑 以前それを履いていたら、亡き父に「なんだその股の下がったパンツは!たんたんタヌキか!」と怒られたことがある!爆
いいのだよ、変わっていると言われると、それはイコール個性的だという誉め言葉だと勝手に受け止めているから。爆
話は基、画像の赤い靴はクッションのある足を包むような履き心地。これに決めた!
案の定、玄関に置いていたら、「誰の靴?」と次男に聞かれた。私に決まっているではないか?他に女性は誰が家にいる?爆
ちなみに、こちら今案でいるバッグ。出来上がったら、また嫌味を言われるだろうな…苦笑 いいではないか!ビタミン・カラーだ!!

