クリスマスの発表会 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

クリスマスが近づくと、イタリアの幼稚園や小学校ではサッジョと呼ばれる発表会が行われる。

 

シッター先のツインズたちは、この秋からママさん方のノンニ(祖父母)のプレゼントで始まった音楽のクラスの発表会もあると言う。

 

一般の音楽関係の協会(アソシエーション)が、近所のパロッキア(小教区教会)のオラトリオ(青少年のための集会・娯楽所。日本の学童や児童館のようだが、宿題を見てくれたり、サッカーやバレーボールをはじめ様々なチームがあったりする)の一部を借りて運営しているのだが、発表会はやはり教会で。とは言え、歌う曲は宗教色は全く入っていない。

 

余談だが、次男が保育園へ通っていた当時、そこはミラノでもゲットーとよく新聞に書かれていたが、ポポラーレと呼ばれる低所得者地域の中にある学校で乳幼児も7-80%は外国人であり、クリスマスも宗教色はなく、プレセピオ(キリスト誕生の馬小屋)を飾ったり、クリスマスツリーさえなかった。(もちろんカトリック系の学校は別!)今思えばイタリア全体がそうなって来ているが、何か寂しいものがあった。とは言え、クリスマスの意味も知らずに飾り立て、騒ぐのもおかしな気分だが...。

 

ちなみにサンタクロース、聖ニコラは存在するが、クリスマスにプレゼントを持ってくると言われているのは、バッボ・ナターレ。いずれにしても宗教とは関係ないが、イタリアの幼稚園では、日本のように「赤鼻のトナカイ」や「あわてんぼうのサンタクロース」などのサンタ系の曲を歌うことは一切ない。

 

話は基、ツインズたちはそのサッジョのための歌の練習をしており、保護者にもその音源や譜面がメールで送られているようで、ノンナから私にも送られてきた。(えっフォローして?ってこと?!)

 

イタリアを代表する詩人、ジャンニ・ロダーリのフィラストロッカ(童歌)の暗唱は小学校に入るとよく行われ、我が家にも本があるくらい。

 

その曲が1曲とリズムに合わせて楽器を鳴らす練習の一貫の曲ともう1曲の3曲。

 

 

 

結氷のうた

空から降る雪を凍らせる、

水道の水が凍る

瓶の中の花も凍る

馬のしっぽが凍る、

台座の像が凍る。

 

お稽古では、途中ベルガモまで帰るノンニが渋滞に巻き込まれないよう、私が途中からお付き?のバトンタッチをする。サッジョの練習を見たが、まー皆じっとしてられない!日本の4、5歳ってそんなもん?!

 

四分音符を先生の指揮に合わせて、鈴を鳴らすが、マラカスの如くシャカシャカ倍速で鳴らしまくる次男。長男は周りを見て棒立ち。先生の後ろで、彼から私が見える位置からリズムに合わせて手を叩くと、たまに思い出して鳴らす。苦笑

 

こちらは「クリスマスが来たら」と言う曲。私が歌えば、ツインズたちも歌い出すので必死に覚えたが、早口言葉のようでなかなか言葉がついていけない。

 

 

 

肝心な発表会は土曜日の午前中。うーん、空手の稽古とバッテイング。微妙だなあ。

 

今日の一句

Saggio di Natale 喜び集う 子供の成長?!