長男とランチ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

帰宅中の長男。一緒の家にいても生活のリズムが合わないので、なかなかゆっくり話すことが出来ない。

 

今日は一緒にランチに出かけた。この2年ほど、気の知れた空手仲間と通い込んでいる隠れ家的台所。

 

日曜定休で日中しか開いていない家族経営のお店。12時オープンと同時に行かないと、売れ筋メニューからすぐになくなって行く。土曜日は予約をしていなければ席がない。ちなみにメニューは週替わりだが、ほとんどが家庭料理。

 

観光客はもちろん、地元の日本人にさえ知られていない。本当に近所のイタリア人、しかもほとんどが常連さんで溢れかえっているお店。

 

今日は13時過ぎに着いたら、案の定、席はなく食べたかった大麦のスープは終わっていた。

 

image 私はアジア風ストラチェッティとバスマティライス。

 

image 長男は、サフランとスペックのグラタン風パスタ。ホウレンソウとパルミジャーノのコロッケ。そしてひよこ豆のファリナータ。どれも、素材の味が生かされている。

 
店主のジャンルーカは話し出すと止まらないが、今日はあまりにも込み合っており、話す暇さえない様子。
 
長男とは、仕事の話、彼女はどうなの?これからどうする気?などと普段、落ち着かないと話せないことなどを話した。
 
私はそのまま仕事に出かけなくてはならなかったので、トイレに行っている間に、長男は支払いを済ませていた。私から誘ったから支払うつもりだったのに、そういう気づかいが出来る年頃になっていたのか…。ちなみに、長女だったら割り勘。次男だったらしっかり払ってもらうタイプ。笑

ところでお店は、早い時間から込み合うので、14時を過ぎるとガラガラ。選べるメニューもほとんどなくなる。
 

 

 

 

このお店を紹介してくれた空手仲間のF爺が現在入院中なので、彼の状況と最近の画像を見せたら店主は喜んでいた。
 
そして、お店を出て、長男と別れ仕事に向かう途中、F爺に電話報告。退院したらまた来ようね、と約束した。
 
今日の一句
相和する 仲間が集う 台所