
イタリアにおける空手道の父と言っても過言ではない、白井寛先生が去る10月9日他界された。(享年87歳)
白井先生は、日本の松涛館流 空手の指導者として、1960年代前半に渡欧。65年にイタリアに定住された。
FIKTA(イタリア伝統空手協会)の1部門であるIstituto Shotokan ItaliaおよびSCI(Shotokan Cultural Institute、旧WSI-World Shotokan Institute)の創設者でもあり、彼の指導の下でイタリアの空手は繁栄した。
こうした長年の精力的な指導の結果、イタリアでは多くの優秀な空手家が育ち、4年前の開催された東京五輪2020でも、イタリアは空手道で好成績を残している。
流派こそ違うが、私が所属する琉球少林流空手道月心会イタリアに経験者として入門して来るイタリア人は、子供の頃や若い頃に松濤館流、つまり白井先生の一派出身の人が多い。
2021年には、当時の在ミラノ総領事によって、これまでの白井先生の活動に敬意が表され、空手を通じて将来の日伊友好関係の芽を育んでいることに感謝が述べられ、白井先生にに勲記及び勲章を授与された。
葬儀は明日、10月12日(土) 14:45よりSant’Andrea教会(Via Crema 22, Milano) にて執り行われる。
白井先生のご冥福をお祈りします。
今日の一句
身一つで 欧州広めた 空手星逝く
