秋の夜長に.... | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

9月にミラノに戻り通常生活が始まったが、常に移動中、そして夕食後に編み物は変わらない。

 

多忙で、かなり精神的にもハードな中、「無」を保つには編み物が1番なのだ。

 

帰国中憧れのBeyond the Leafのワークショップで作ったポシェット。口が開いていても奥が深いから意外に危険ではないのだ。ただリボンは縫い子さんという方の領域?とかで習えなかったが、出来上がり作品をちょっと解いて解読。意外にシンプルな作り方であった。

 

早速長女にリクエストされ作ってみたが、麻糸の太さやリボンの太さが微妙に違うと(もちろんチェーンも)同じようにはならず苦労したが、そこは売り物ではないので個性があっても良いだろう。

 

 

また暇つぶし?にちょうど良いネットバッグ。とは言え、製作目安時間は12時間。集中してしまうと時間の感覚がなくなってしまうのだが、多分4,5時間くらいで編んでいるのではないだろうか?思ったよりも物は入るし可愛いので、現在5個目製作中。

 

 

始めに円形の底から編んでいき、ネット部分は筒状に。ある部分から手持ちの部分となり両手をつなげるのだが、そことは別の花柄の円を編み、そこで初めに編んだ底の部分の円と中表で編みこんでいくと、ひっくりけした時、ネット部分が袋の中に収まることになる。

ちなみに、このスパンコール付きの糸、日本で見たお店では一玉50g、なんと4000円弱していた。私が使っているメーカーは一玉5ユーロ。よく行くお店では7-8ユーロで売っているが、私はメルカートで買うので、2ユーロ。値段なんてあってないようなものだとつくづく思ってしまう。

 

 

こちらのピンクバッグは、始めに底を袋状にしてから編んでみた。そちらの方が個人的には綺麗に編めるような気がした。

 

 

 

 

また、編み物ではないが、ヴィンテージショップで5ユーロでゲットしたリーヴァイス501が両膝に穴が空き、直したが、ついでに膝下をちょんぎり裾側は裏側にして、再び縫い付けてみた。この夏帰国中、下北の古着ショップでリメイクジーンズを見て、やりたいと思っていた代物!

 




裏側はこんな感じ。(でも履いてしまうとそれほど目立たない感じ。そう思うのは自分だけか?!)

 

 

余談だが、501はかなりストレートでフロントがボタンフライなのが、お気に入り。

 

新しいジーンズを切り落とすには勇気がいるが5ユーロなら安心.裾を下ろせばフリンジに。ちょっとやりすぎか?!

 

秋の夜長に楽しんでみた。

 

今日の一句

ストレスも 秋の夜長に チクチク発散