カード紛失 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで31年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

Cosa fare in caso di furto o smarrimento della carta di credito

 

 

今朝目が覚めてから、携帯チェックをしながら、オンラインバンキングもチェック。

 

あれれ?前日記憶のない場所で買い物をしている。地元の肉屋だ…なんで???

 

飛び起きて、バッグをチェックしたが、あるべきところにデビットカードが入っていない!

 

バッグ中、そして前日持ち歩いていたエコバッグや書類の中も念の為チェックしたが、ない!

 

携帯電話と連携しているが、まずはカードを止めないと行けない。銀行に電話し、カード会社にも電話した。が、微妙にパニクっていて言葉が出て来ない!私としたことが...。

 

銀行から再び電話がかかって来て、とりあえず使われた肉屋に確認した方がいいが、なければカードブロック。そして再発行手続きをするから、いつここに来れるか?と言う。早けりゃ早い方がいいでしょう?9時半に行けるか?10時に伺います、と言って電話を切った。案の定、電話でカードブロックするには手間がかかった。フリーダイヤルでかけても、最終的にはオペレータに繋げられるが、途中でラインが切れること、数回。始めからやり直しで、あっちに回され、こっちに回され、4、5回目のやっとブロック完了。

 

ところで、記憶を辿って行くと、確かに前日、病院での検査帰り、空手仲間の友人宅に寄り、その後上記肉屋に寄りジュースとピアデイーナを買った。しかし、現金で3ユーロ支払った。そこでバンコマットで3ユーロが引き落とされている。私はバンコマットで支払ったのか?いやいやあり得ない。2ユーロと1ユーロコインを出したのだ。そして、そこでカードを落としたのだ。

 

人種差別ではないが、そこはアラブ人ショップ。顧客もほぼ100%アラブ人。まあそこでカードが出てくると言うことは、まずあり得ないだろう。

 

一応銀行へ出かける前に肉屋へ寄ったが、いつもおまけにジュースをくれるおっちゃんは不在。おっちゃんは怪しいイタリア語を話すが、他のスタッフは皆イタリア語を話せない。「カードの落とし物....(相手の顔を見て)あるわけないよね...」「まあいいわ、ブロックしたし。」と言うと「ブロッコ、オッケー!」通じたんだか、通じなかったのか?不明。

 

何も食べず、水さえ飲まず家を出たが、バールによっている精神的余裕もなし。カードの再発行何日かかるんだ?憂鬱になった。

 

銀行は珍しくガラガラ。普段夫の会社でも使っているところで、数年に一度わけわからない契約内容の確認と署名のために出かけるが、毎回担当が変わっている。声の若い男性だったが、私を待っていたのは、おっちゃんだった。笑 まあ私もおばちゃんだけど。

 

驚いたことに、その場で新しいデビットカードは発行され、パスワードも入手。期待していなかっただけに驚きと嬉しさは隠せない!

 

スマホ内の銀行アプリとの連携も自動で、しばらく古い方は残るが、カードブロックしているから問題ないとのこと。

 

余談だが、銀行では、警察の遺失届が必要だとは言われなかったが、それは銀行員にもよるらしいとカード会社の人が言っていた。以前、何かを失くし警察に出頭したら、身分証明書の期限が切れていることを指摘されたことがある。何事もこまめにチェックが必要だ。

 

それにしても、今やキャッシュレスの時代。スマモ決済もとにかくスマホの紛失、または盗難による不正利用やらフィッシング詐欺などが怖い。

 

機械音痴だから、リモートワイプ機能を有効にして、デバイスのセキュリティがどうこう…といわれると、頭が真っ白になってしまう。

 

ドキドキの数時間。とりあえず、カードが3ユーロ以上悪用されていることはなく、ほっとした。

 

銀行へ出かけたついでに中華街で買い物。午前中だけで13000歩も歩いてしまった。

 

疲れた~。

 

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