日本帰国中、行きたかった編み物教室でのワークショップに参加。
最後の仕上げは教室側がするということで、1カ月ほど時間がかかるということだったが、無理をお願いし、出発に間に合い、ミラノに持ち帰ることが出来た。
想像以上に可愛い!
スリの多いイタリアで、口の開いたバッグを持ち歩くのは、ちょっと怖い気もしたが、意外に底が深いので、体にぴったりつけていれば、それほど心配はないのかもしれない。
ミラノに戻り、二個目を制作。長女に頼まれた。
通常編み物は移動中の地下鉄の中で編むことが多いが、大きなものは持ち歩き出来ないので、いくつか平行して作ることが多い。現在は友人に頼まれた3個目のポシェットとネットバッグを製作中。
ところで先日、道を歩いていたら、十数年ぶりに、次男の小学生時代のパパ友に遭遇した。子供同士が同じクラスになる事はなかったが(我が家の長男とあちらのお嬢さんが中学のクラスメイトであった)私が次男を学校へ送り届けて、帰り途中に、彼はいつも息子君と手を繋ぎニコニコ毎日遅刻して登校。彼はブラジル人で奥さんがペルー人であったが、いかにもDon’ t worry, be happily!!を地で行っている様な人であったが、学校側からはブーイングの家庭だった事だろう。
彼らはイタリアの生活に落胆し、帰国。のち両親が離婚し母子だけミラノに戻ってきており、夏の間、オラトリオでボランティアをしていた時、彼らを発見し驚いたのだった。
話はそれたが、パパさんに「よく公園で編み物してたよね」、と言われたので、バッグの中を見せ、「今でもどこでも編んでるわよ!」と言うと、「セラピーそのものなんだね!編んでリラックス!」と言われた。
まさにそう。編んでいる時は、リラックス。それがストレス解消法なのだ。
ところで、北イタリアでは「ゴミトロローザ」、(ゴミトロは毛糸玉。ローザはピンク。)ピンクの毛糸玉と言う名の非営利団体があり、20もの病院でがん患者にラーナセラピー、つまりニットセラピーとして編み物を推奨していると言う。編み物は心配事を紛らわし、痛みを感じにくくするのだそうだ。
一目一目、無心になって編むことで、編み物は身体や心への良い効果を与えてくれる。雑念をなくせることは、ある意味瞑想状態とも言える。雑念が入ると逆に単純なことをしていても間違える。
ただあまり熱中すると目が疲れてた肩や首が凝るので、加減は必要だが、頭がスッキリ。
そして形になっていく喜び。
もっと没頭できる時間が欲しい。
今日の一句
後もう少し なかなか不眠 なおらない



