ついに9月1日。「防災の日」。
大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災は、死者・行方不明者10万5千余人という大惨事になった。 この震災を教訓として、一人ひとりの防災対策の重要性を広く国民に理解してもらうため、9月1日が「防災の日」と制定されたと言う。
数日前、朝から携帯電話のアラームが鳴りまくった。実家が隣接している川崎市、横浜市、町田市が何度も緊急速報として、避難指示が出た対象区域が記されていた。その日は、以前ミラノにいた友人と約束があった。彼女とは8月の半ばに約束していたが台風のための延期しており、今回を見逃したら会えないかも...と思っていたが、彼女が車で迎えに来てくれた。なんと彼女の家から私の実家まで15分の距離だとわかった。
雨も降ったり止んだり、被害もこの地域に限ってはなかったようだが、日本各地での映像を見るたびに 自然災害の恐ろしさを感じた。
こちらは、雨の合間を見て、曇りがちではあったが、蝉が夏の最後の最後、命をかけて鳴き叫んでいる様子。あゝ、もうすぐ夏が終わる・・・。
ところで、今日はミラノへ戻る前の最後の日曜日。地元のカトリック教会のミサにあずかってきた。
9月1日、カトリック教会では「すべてのいのちを守るための月間」「被造物を大切にする世界祈願日」でもある。
神が造られたすべてのいのちと自然が、人の心から出る悪い思いによって破壊されず、より良いものとして活かされ、大切にされますように。
ところで、こちらの教会はかれこれ22ー3年前から、それこそ洗礼を受ける前から帰国の度に通っていた。そのきっかけとなった広報のメンバーのお一人のSさんは、お嬢さんが私の出身高校の先輩であったり、毎年夏にご主人とスイスの山を登ると言うことで、毎回ミラノ経由でいらしていたので、ミラノで、また帰国のたびに家族と共に良くして頂いていた。
ところがこの4、5年コロナ禍もあったが、帰国の際、教会でお会いする事もなくなり、気になっていた。どうも忘れっぽくなっている、とは耳にしていたのだが、今朝のミサで偶然にも、お御堂で同じ列に座っていらっしゃる事に気づいた。
ミサが終わったと同時に挨拶に伺ったが、「顔はわかりますが、どなた様でしょう?」と言われた。色々説明をしたが、「ごめんなさい。全く覚えてないの。」と言われてしまった。ご主人様は既に他界されていた。FBで先月誕生日だと出ていたので、おいくつになられたか尋ねると「84だか5だかも覚えてないわ」と言うことだった。
私よりも早くブログを始められ、特に旅や鳥、花、猫、教会関係ついて書かれていたが、2017年で止まっている。
一度お御堂を出たが他の方に挨拶をしていたので、もう帰ってしまわれたか、と思っていたら雨が降り出していてお嬢さんのお迎えを待っていらっしゃるようだった。
もう会えないか?と思っていたので、会えた嬉しさで涙が出てしまった。そうでなくても出発前のザワザワ感。帰りがけのバスの中でもしばらく涙が止まらなかった。
本日18:15頃の空。
今日の一句
山並みが 薔薇色に染まる 黄昏の家

