大のドラマ好きである。小説もそうだが、ドラマも好きな作家、脚本家の作品は過去から遡って読んだり、観るのが好き。
そして今はクドカン、宮藤官九郎氏脚本のドラマが1番好きなのだが、以前NHKの連ドラでクドカンドラマ「あまちゃん」を見た時は、無理!と思った。
今でこそ、あれが「わちゃわちゃ」なのであり、クドカン・ドラマの特徴でもあるのだが、はじめはそれが受け入れ難かった。
『木更津キャッツアイ』にはまり、それから彼の過去作品を見出し、えっ?あれもそうだったの?これもそうだったの?と気づくようになった。
また彼の作品には、彼のお気に入りの俳優がよく起用されている。もちろん橋田壽賀子作品や三谷幸喜作品もそうだろうが、特にクドカン作品にはそれを感じる。
とはいえ、常に賛否両論だが『不適切にもほどがある』で再び話題を呼び、クドカンロス直後、彼が長年温めてきたという企画で、山本周五郎著「季節のない街」の映像化を続けて観た。
この小説は、黒澤明監督が映画化し、『どですかでん』のタイトルで1970年に公開されたことでも知られる不朽の名作。誰もがその日の暮らしに追われる、裕福とはいえない“街”を舞台に弱さや狡さを隠さずに逞しく生きる、個性豊かな住人たちの悲喜を紡いだ物語。
そして、現在放映中の『新宿野戦病院』。常にわちゃわちゃだが、笑って感動、泣いて感動なのだ。
夜のアイロンがけなどの時間を見つけては、過去の作品を見ているが、クドカンの大好きな女優を集めた作品「監獄のお姫様」もう、どのセリフもそうそう!と思えるものばかり!
>「わちゃわちゃするのがおばさんの味? 醍醐味? です。わちゃわちゃしたぐらいで懲罰取られたら私たち生きていけません」
「なんか言いたいのかはわかるけど,なにが言いたいのかわかんないのよおばさんは! 愚鈍!」
「わかってねーな。いいか、どんなに若くてかわいい子もいずれはおばさんになる。でもかわいいおばさんはもうおばさんにならない」
「おばさんですもんね、はい」
「彼女たちは姫を救おうとしている。でもおれの姫は馬場かよだ。いや、どのおばさんもみんなだれかの姫なんだよ」
「パスタを経由しないとパティシエが思い出せない」
あーどれも突き刺さる!爆
考えてみれば、小泉今日子さんは私と同い年。『不適切…』に特別出演し、「キョンキョンだけどキョンキョンじゃない!」と言われていたが、同年代の永遠のアイドルと言われていた人も、世間では「おばさんと言われる年代。そりゃ私も一緒。でも出来るのならば「おばさん」よりも「おばちゃん」の方がいい。笑
それにしても、イタリアではアジア系(特に日本人!)女性は若く見られるから、ラガッツァ とかシニョリーナとか若い女性の名称で呼ばれ、1人喜んでいたが(でも帰国すれば年相応に見られる)、最近ではヘナのおかげ?で髪がベージュ系に変わり、ほうれい線もはっきりしてきたから、流石にシニョリーナはない。爆
若い頃、おばさんって図々しくて嫌だな、と思っていたけれど、今やそれを武器としている私。いつからこうなってしまったのだろう。爆
今日の一句
わちゃわちゃと 早かれ遅かれ 皆おばちゃん 爆