タータ日記 〜 その102 おこもり パート2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで31年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

最近再びフルタイムのタータ業。

 

朝起きてお弁当を作らなきゃ行けないから、結構大変。仕事帰りに空手の稽古がある日も何かしら、腹拵えのため、作って持って行くのだ。

 

ところで、朝の9時にシッター先へ着くと、玄関先で次男と三男が私を待っている。長男は先週怪我をして以来引きこもり生活。明日抜糸をして晴れて幼稚園へ戻れる。

 

保育園も幼稚園も9:15までの登園。自宅と園は目と鼻の先の距離だし、保育園も幼稚園も同じ敷地内にあるとは言え、別々のところに2人連れて行くのはかなり大変。始めに保育園、そして幼稚園。靴を履き替えさせ、教室まで連れて行くだけだが、幼稚園へ行く頃には玄関が閉まるギリギリ。毎回年配のビデッラ(用務員)に嫌味を言われる。私は9時出勤だし、2人を2箇所連れて行くのは親も知っててのこと! 開き直っているが気分は良くない。

 

それにしてもよく雨が降るミラノ。今朝は出かけながら、「あめふり」の歌を歌った。

 

♬ ピッチピッチチャップチャップランランラン

 

歌うたびに、アンコーラ! アンコーラ!と言われる。次男はすぐに覚えて一緒に歌っていた。

 

そう言えば、現在ベルガモ郊外におられる93歳の日本人シスターが、現在は痴呆が入っているが、痴呆が始まるか否かの時期に、よくこの歌を歌い、看護師である同年代のシスターも歌っておられたことを思い出した。童謡と言うのは、小さい頃に耳にしたものは忘れないもの。我が家の子たちは歌えるのだろうか?

 

それにしても引きこもり生活。何をするか毎日考えてしまう。

 

先日作ったコラージュの団扇は長男も気に入ってくれたようだ。

 

昨日は両親がオフィス勤務でキッチンも使えたので長男とお菓子作り。

 

 家にあった材料で、コーンフレーク・レーズンクッキーを作った。

 

バター好きの彼は、計量したバターを作りながら食べてしまう。子供でもコレステロールは大丈夫なんだろうか?苦笑 出来上がったクッキーを缶に入れてあげたら、帰宅した両親を追いかけては食べて!食べて!と言っていた。

 

そして今日は、配達された野菜が入っていた段ボールを使って車を作った。

 

 
行き当たりばったり、はさみでじょきじょき。細部は適当。本来なら色を塗るなり、紙か布地を貼りたいくらいだが、壊されるのも時間の問題であろう。
 
夕方帰宅してくる次男と三男は毎回、長男に大嫉妬。口が達者な次男は「僕も怪我をしておもちゃ買って欲しいし、家にいたいよ。」と。えー、私がしんどいんですが!! 「一緒に遊ぼう!」「本読んで!」と帰宅時間になってもなかなか放してくれない。
 
明日は、やっと長男抜糸。やっと解放される~!と思ったら、仕事に出かけるママさんに、「今日お風呂に入れておいてくれる?」とさ~。プールに通っている割に、髪の毛や顔が濡れただけでも阿鼻叫喚と化す。シャワーだけでも週に1-2度しかいれていないんじゃないだろうか?
 
そして、パパさんには「明日か明後日夕食に出かけたいんだけど、夜も子供達見てくれる?」だと~。長男がいよいよ幼稚園に復帰し、ほっとしたのだろうけど、わたしゃ牢獄かい?!爆
 
毎回何して遊ぶか?そして、全員を寝かしつける前に私が寝落ちてしまいそうだ。

今日の一句
傘拡げ スーペルタータ 飛んでくる!