携帯電話に「毎日脳トレ」と「漢字ナンクロ」のアプリを入れて、毎日隙間時間に10分くらいトレーニングし始め今日で早100日目。
やはり多少頭を使うことはいいことだ。脳トレは、試す時間帯によって結果もまちまちだが、実年齢よりも年齢を超えることはない。
自己ベスト24歳。平均年齢も毎月若返っているので嬉しい限り。
しかし、相変わらず並行能力が伸びない。もともと鈍いのだろう。
また、漢字ナンクロ 漢字を動かして熟語を作る。
しかし、かつて父は生前、漢字ナンクロは雑誌を買って、実際鉛筆で書き込んでいた。様々な辞書を傍に抱え、一日中取り掛かっていた。あの集中力はどこからくるのだろう?と不思議だった。
そう言う意味じゃ、携帯で指を動かし、パズルのように、こまを埋め、そして意味を調べても、脳に定着するのは、実際辞書を広げ、字を書く事とは大きな差があるのだろうな。
コロナ前、まだ仕事を始める前、地元の語学学校に通っていた際、イタリア語の意味を調べるのは、紙の辞書と電子辞書では、記憶度が確実に違っていた。また文章も描き続けて色々な言い回しを覚えたが、一度離れると見事に恐ろしいスピードで忘れてしまうと実感。やはり脳が柔らかい時期に、多くを学んだ方が記憶に残りやすいのだろう。イタリアのように小さい頃から、自分の頭で考え、言葉にして発言させることは非常に良い教育法だと思う。
ところで、現在放映されているNHK連続ドラマ「虎の翼」では、 主人公の寅子の口癖の一つに「はて?」がある。
何事も「はて?」と考えることも大切。私はいいのか悪いのかは別として、基本、ポジティブシンキングではあると思うが、始めに「はて?」ではないが「そうか〜?」と批判的思考を持ちやすい。凝り固まった考え方や従来のやり方だけで物事を見て良いのか?様々な角度からみようとし、また他人の意見も聞く。ただそれが大抵ステレオタイプの人とはぶつかりやすく、私が批判的にとらわれるのかもしれないが、物事の本質を捉え判断するには、従来ある事に疑問をもつことも重要な気がする。
好きな時間で頭を捻って思いをめぐらす。ペースや容量は増えなくても、「そうか!」「なるほどね」この感覚が脳が一気に活性化するのではないだろうか。
分かったという達成感を得ると、快感物質のドーパミンが放出され、やる気をもたらすようだ。ひらめきは、脳がリラックスしている時に起こりやすいのが特徴だと言う。




