ついにタータ日記投稿100回目!
毎日、「何か」がありすぎて話題には事欠かないが、体と頭がついて行けず、書ききれない。
月曜日はツインズはスイミングのクラスの日。クラス自体は45分だが、その往復とクラス前後の着替えがまあ大変!ママさんがついてきたのは、始めの数回だけ。毎回私がビデオを撮って、ママさんに子供達の状況を後から説明する。
先週なんぞ、普段の講師(4-50代女性)がお休みで、代講が40代くらいの男性だったが、生徒の好き嫌い、贔屓(イタリアの学校ではあるある事情)もなく、ツインズに笑顔があって水を怖がらないのは、信頼関係があるからだと思う、と伝えた。
それにしても、月曜日は4時に幼稚園お迎え。私が行く頃は「今日はスイミングの日!」といいまくっているようで、先生方やビデッラ(掃除やこま遣いの方)は皆知っており、私に「povera tata!) 可哀想なタータ!と笑って言ってくる。ツインズは別々のクラスだが、一緒になるとどれだけ手がかかるか!園内では有名なようだ。
冗談で彼らに「たまにはスイミングクラス、マンマと行きなよ!」と言うと、ニヤッと笑って私をチョンチョンと指さす。「えーいいよ。マンマに頼みなさい。」と言ってもニヤニヤ、私を指さす。
なーんか、空手でも、特に組手の時間帯、私を見るとニヤッと笑ってふざけ半分絡んできたり、かと思うといきなり真剣になる幼児が数人いる。この人なら怒らない。怒られても許される?微妙な空気と言うか、関係性を勝手に築かれているような感???だからといっておちょくられているわけではない。
ところで、ツインズは小さい頃からお風呂は好きだが、水が顔を流れるとこの世の終わりのように泣き叫ぶ。だから髪の毛を洗うのも大変。ミラノの家には立って入るシャワーしかないので、平日お風呂に入れているのか疑問?しかし私の知っちゃこったない。
そんなわけでレッスン前後に浴びるシャワーはもうビクビク状態。私の方が濡れてしまう。
レッスン中は、親や付添人はプールの一階上の更衣室の部分から見学する形になる。しかし、プール(温水)の熱気が上昇してくるので、サウナのよう。しかも45分のレッスンのうち、クラス前後には、親子のスイミングクラスがあるので、人が出たり入ったり慌ただしい。今日なんぞ、前のクラスの乳児クラスは5,6人の赤ちゃんの付添人はすべてパパさんだった!皆30代あたりのわかいパパさんで、必ず数人、肩や腕、足などにもタトゥを入れているから驚き!そして、下半身にタオルを巻いてマッチョな体でうろちょろされるので、たまったもんじゃないのだ!苦笑
今日はレッスン中に、長男が"scappa pipì"おしっこが漏れる~!と二度も叫ばれ、そのたびに走って駆け付ける。ターターは辛いよ!
やーっと着替えさせて帰ろうとすると毎回お腹がすいた~!と大騒ぎ。けれど、帰宅すればすぐに夕食なので何かを食べさせると直接注意はされないが、ママさんが気分を害される感があるので、ちっちゃなフォッカッチャだけ買ってあげる。フォッカッチャを餌に毎回、急いで歩いて帰るよう促すのだ。彼らの水泳道具はすべてリュックに背負い、両手で彼らの手を引くが、今日は雨。私も傘を持っているし、彼らも傘を持っているから手はつなげないが、「まっすぐ前向いて~」人が進行方向から来れば「脇によって~」「道路渡るよ~」と常に声をかける。走ったり、言うことを聞かなければ、「フォッカッチャなし!家に直帰!」と脅すので、幼稚園の帰宅時とは違って良く言うことを聞く。とはいえ、パン屋ではウインドウを触ったり、あれだ、これだと毎週大騒ぎするのでパン屋のおばちゃんに叱られる。今日は雨が降っていたので、傘を閉じたり、出入りが大変なので外で待っているように言い、速攻で買って食べながら家路についた。
帰宅すると既に19時。私はもう帰る時間だ。彼らの水泳道具は水に浸け帰宅する。(大抵翌日出かけるとそのままの状況で洗面所に置いてあるのだが…とほほ)
三男のスイミング・デビューは勘弁してよ!
今日の一句
勘弁してよ! 周りは知ってる Povera tata!
