以前、三浦しをん女史による「舟を編む」を読み、更に現在ドラマ、「舟を編む
〜私、辞書つくります〜」を見、日本語の表現の多さ、そして辞書の面白さを気づかせてくれる。
〜私、辞書つくります〜」を見、日本語の表現の多さ、そして辞書の面白さを気づかせてくれる。
それにしても、言葉は日々進化し、辞書も進化する。
以前、ミラノのビコッカ大学の日本語の教授であるスザンナ先生のイタリア語での日本語辞書が発行された際、講演会に出かけたことがある。具体的な言葉は忘れてしまったが、へえ、そんな言葉まで辞書で調べられるんだ?と思ったことがある。辞書それぞれにも作り手の個性がでる。

ところで、その進化する言葉の中で、「若者言葉」というのがあるが、自然発生なのか?ネットなどで省略形として普及したり、特に芸能人や有名人が使い、流行る、ということもあるだろう。
毎年、帰国していても、日本語が理解できないことがある。というか、違和感。意味が分かっても、受け入れがたい。まあ自分が使わなければいいか?と思うが、言葉は生きている、と思えば仕方がないものなのか…。
とはいえ、自分でも普通に使ってしまうのが「マジ」。
[形動]《「まじめ」の略》本気であるさま。本当であるさま。「—な話」「—、うざい」→がち
現在は、
マジ
マジで
マジか
マジっすか?
等という言葉をよく耳にする。
現在ミラノに戻ってきている長男が、在ミラノ日本語補習授業校の高等部にいろいろな経験話をする機会を設けて頂き、話に行った際、ほとんどの生徒が「まじっすか?」と反応し、驚いたと笑っていた。
最近、独り言で「マジ?!」と言ってしまったこと。
スーパーで買い物中、かごを置いて探し物をして戻ってきたら、私の買い物をしていたものが入っていたかごがない!マジ?!
スーパー内をうろついて他人様が持っているかごを何気に覗いてみたが、それらしきかごを持っている人がみつからず。仕方なくその日の夕飯と思っていた黒鯛3切とレモン、オレンジ、フィノッキを再び計り、入れ直し。
しかし、通路に取り残されたかごを発見!中を覗くと、苺とブルーベリーのパックと柔軟剤が入っていた。私のかごを持って行った人は、キャッシャーで支払う際
、知らない中身をみて「マジ?!」というか、イタリア語で何か叫んだことだろう…苦笑。
そして、今日仕事先で自分の足元を見たら、似ているが、左右違う靴下を履いていたことに気づいた。「マジ?!」
きっと誰も気づかないことだろうし、気づいたところで、そういうものだろう?と思う人もいるかもしれないが、私としては、いつどこで間違えたのか?帰宅して箪笥の引き出しをチェックするとやはりもう片方ずつがペアになってしまってあった!OMG!
