積小為大。
「毎日毎日の小さな努力の積み重ねが大きな成果につながる」という意味の二宮尊徳(金次郎)の言葉だ。
二宮金次郎といえば、薪を背負って読書をしながら歩く少年の姿が銅像となり、戦前(第二次世界大戦前)に全国の各小学校に建立されたという。私が卒業した小学校は、戦後、昭和23年に創立した学校であったが、やはり、職員室前にこの銅像があった。
家の手伝いをしながらも学びを怠らない理想の姿を国は金次郎の勤勉・倹約の精神を教育の象徴としたかったのだろうか?
私は大人になるまでよく、本を読みながら歩いた。今は歩きスマホ、歩き編み物。でも危険だからやめておきましょう!爆
ところで最近興味深い記事を読んだ。
「継続は趣味」。
私も割に何をやっても続く方だが、別に何をどれだけやってます、とわざわざ人の言うものではないと個人的には思うけれど、全てにおいて「継続は力なり」。
「何事も続けることで成果が得られるものである」という諺だが、他に「諦めずに取り組むこと自身が持つ能力の一つでもある」という意味もあると言う。
小さいことをおろそかにしない。
まさに「積小為大」なのだ。
ある意味、こだわり、執着も強いのかもしれないが、それなくして長くは続かない。そしてそれ自身、またはそれを通じて得るものが好きだから続く、と言う事もある。
心に決めても、唯一続かないのが、早起きと片付け。とほほであーる。
今日の一句
始めよう 大きな事より 小さな事
