ギバー or テイカー? | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

見返り(テイク)を求めずに提供(ギブ)することが出来る人は、いざという時に必ず誰かが手を差し伸べてくれるものではないか、と常々思う。
 
「あなたには天使がついている。」よく言われるが、そういえば、私自身本当に困った時救われることが多いような気がする。
 
無意識に動いている事が貯金され、いざという時に自分に戻ってきているのかな?笑
 
やはり、人に何か頼みごとをして喜んで動いてくれる人がいる、というのは、やはり普段からどれくらい人に「ギブ」をしているか…ということなのだろう。

 

普段から、自分を大きく見せたり、どれだけ沢山のことをしているかではなく、どれだけ心を込めているか、が大事であろう。

 

人間は、助けを与えたり、受けたりしながら、生涯をおくることができると言っても過言ではないだろう。

 

職場や学校、様々な人間関係のなかには、人を利用したり、貶めたり心無いことをされる事もあるかもしれない。

 

しかし、思うに、子どもは、親の助けを受けながら立派な社会人に成長していく。その子どもの世話をする大人も、やがては中年、高年、老年になり、サポートを受ける側にならざるを得ない。「ギブ」する事がライフサイクルとなっていくのだ。

 

人は決して一人で生きてはいけない。やはりあなたのために喜んで!と手を差し伸べられる人間でありたいと思う。

 

今日の一句

Give, gave, given 与えた人が 与えられる