今年の漢字 2023 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

本日12月12日は、『いい字いい字』の「漢字の日」に今年の世相を象徴する「今年の漢字」が京都の清水寺で発表された。

 

1995年から漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環として始まったこの行事。毎年年末に一年の世相を表す漢字一字を全国から募集し、最も応募数の多い漢字を「漢字の日」に、京都・清水寺で森清範貫主の揮毫により発表されている。一年の出来事を清めるとともに新年が明るい年になることを願い、清水寺にて奉納の儀式を行うのだそうだ。

 

今年の漢字は「税」。

 

「税」が選ばれたのは、消費税率が引き上げられた2014年以来、2回目。


「税」の字が選ばれた理由について協会は、1年を通して増税の議論が行われたことに加えて、所得税などの定額減税が話題にのぼったことのほか、インボイス制度の導入やふるさと納税のルールの厳格化など、「税」にまつわるさまざまな改正や検討が行われたことだと言う。

 

イタリアも税金が高く、 働けど働けど暮らしは楽にならないが、救急病院は無料だし。緊急入院や手術も無料。そこは素晴らしいと思う。イタリアは素晴らしい医師も多いが、問題はシステムなのだ...。

 

来年は少しでも生活が楽になりますように、と願うばかり。