いよいよ突入 ~ 怒涛の12月 人間観察編 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

怒涛」は大波?「怒濤」との違いとは?意味や使い方・類語・英語訳をwebライターがわかりやすく解説! – Study-Z さん

 

ついに12月に突入した。怒涛の12月。

 

しかし怒涛の日々は既に先月から始まっていた。

 

11月に仕事が半分の時間になり、時間が出来た分、編みものをしたり、骨折をしてから山積みになっている家の不要物をまとめ始めないと…と思っていたにも関わらず、やたら予定が入り始め、しかし実際はシッター先の問題で結局朝から出かけていることの多い一カ月であった。苦笑

 

まずはシッター先のパパさん、ママさん、と次男の嘔吐下痢から始まり、その後は三男の体調不良…。しかもその時は、日本から空手の師範が来伊中。結局初めの1-2週間は毎日フルタイムであった。それもなんとか乗り越え、やっとこれから年末恒例の物産市が始まる!という時にインフルエンザに罹った。

 

いきなり高熱と体の痛み。やたら眠り続け、いろいろな夢を見続け、夢か現実からわからないようなぞっとするような夢もあった。なんと夢の中で知り合いの司祭に告解をしていた。(!)告解内容は私の潜在意識そのものであった!ドッキリ。

 

ギリギリ回復し、物産市スタート前日に現場に入り、細かい最終調整が行われる予定であったが、その午前中に3か月待ったマンモグラフィの検査に出かけてきた。

 

コロナ前までは毎年帰国中、日本で人間ドッグで胸のエコーを撮っていたが、その後帰国していないのでこちらで受けているのだが、昨年受けた場所も良かったが、今年は空手仲間がマネージャーをしている検査機関で検査をした。

 

ミラノでは有数の検査機関なのであるが、今年はそこで骨粗鬆症の検査や子宮頸がんの検査をしている。

 

マンモは左右、内外斜位方向と頭尾方向を圧迫させ4枚画像を撮るのだが、後から追加撮影が必要といわれた。え???「たまにあるんですよ」と看護師の方が優しく言って下さり、その後レントゲンの先生からお話があるので少し待ってください、と言われた。そんなこと初めてだな…と思っていたら、いきなりすごい剣幕の女医が出てきて「あなたね~(イタリア語だが)、昨年の画像がなければ、画像の問題点が比較できないでしょうが!」と怒鳴りまくられた。

 

実は昨年別の場所でやったマンモグラフィの検査結果を持っていくのを忘れてしまっていたのだ。

 

家に行けば資料はあるけれど、cdROMがあったかどうか記憶にはない。もしかしたら、そこの機関のデータを携帯でみられるかも…と言ったが、携帯やら印刷されたもので、どうして詳細がわかるのか!と勢いがおさまらない。

 

ミラノは今週末から来週いっぱい飛び石連休なのだが、連休明けに、今度は胸のエコーを受信する予定だが、どうも看護師によると、女医は翌週から休暇を取る予定だという。だから、今日中に画像を判断する手段がなければ、診断書の書きようがない、ということだった。

 

今日の午後3時までになんとか資料を揃えて!とお冠!

 

結局そのまま展示会会場へ仕事へ出かける予定であったが、一度帰宅し、昨年のマンモとエコーの結果をもって戻った。

 

どこか問題?それにしても、あんな言い方ないよな…

 

いきなり、目の前でぶち切れる女性を過去に何度か日伊両国人見たことがあるが、あまりにもすごい勢いだと、頭にくる以前にこの人、頭大丈夫か?と宇宙人を見るように見入ってしまう。笑 ひやーっとするものの実にこちらは冷静だからだ。

 

再び病院へ戻ると、すぐにその女医に会えた。また、どんな勢いで言ってくるか!と構えたが、非常に笑顔で穏やかで、去年と同じ状況だったわ。ということであった。乳腺症に伴う石灰化があるのはわかっていた。結局エコーは連休後受けるが、定期的に検査を続けるよう言われた。

 

ちなみにイタリアではこの年齢になると胸のエコーは毎年。マンモは2年に一度。両方を毎年受ける場合は(私のホームドクターは毎年両方検査を推奨している)先にマンモ。間を開けてエコーの検査となるようだ。一気にやって欲しいものだわ。

 

結局バスニ往復揺られた。そのうち3回同じ運転手のバスに乗る。笑

 

学校の下校時だったせいもあり、どのバスも学生で一杯。毎回高齢の乗客が、高齢者に席を譲れ!と怒鳴っていた。笑

 

あゝ…怒涛の12月。もっと人に優しく、余裕を持とうよ!