既に仕事は夏休み中なのだが、シッター先をさらっとチェックするよういわれ、火曜日、ゆっくり目に家を出た。
そうだ!あそこの近所でもメルカートが出てるんだわ。普段降りる駅よりも一駅分先の駅を降りて、ふらっと歩いて行ってみた。
食品以外の、バッグや靴、衣服などが良いという噂。確かにいい感じ。普段私が行く月曜日や木曜メルカートとは、質も人種も全く違うし、お値段も気持ち高め!
ところで、2週間前の火曜日、ツインズを保育園へ連れていく際、メルカートのビニール袋にいい感じの毛糸なのか?コットン糸だったかは忘れたが、沢山持っている人を見かけた。あら、メルカートにいいお店があるのかしら?と一瞬思ったが、そのまま忘れていた。
たまたま見つけた手芸屋さんは、いつからそこに展示しているのか?といったパッケージが少し汚れたり、折れたりした商品が置かれており、値段を聞いても、手芸屋で売られている商品とそれほど値段が変わらないように思われた。無理して買うような代物じゃないな…そのまま通りすぎた。
このメルカートはどこまで続くんだあ?と思っていたが、あれ、もしや、糸屋さんかな?という屋台を発見!
あら、Tre SfereやMondialなどイタリアのメーカー商品ばかりが置かれており、お値段もいい感じ。
「どこからいらしているんですか?」と聞くと、「ミラノだよ」という。今まで通っていた木曜メルカートの糸屋さんは(現在休暇で人が集まる海や山で販売中)繊維の町であるピエモンテのビエラから来ているので、もちろん彼もそうなのか?と思ったら、ミラノ・ミラノだという。
その場所は初めて行ったにも関わらず「前からいたか?」「場所は常にここ?」「他の曜日であれば、どこにいるのか?」などと質問攻めしてしまったくらいだ。
なんとっ!彼がそこで発売し始めたのは、1カ月弱前だというlしかも先週は暴風雨のあった日だから、来なかったと…なんとラッキーな!
即買いしたのは、こちら。
束が重なりあったトレッチャ(縄という意味)と呼ばれるグラデーション糸。こちらが8ユーロ。ネットでみると、tre sfere 製品が 7.8ユーロ。 Mondial 製品が14.5ユーロ。品質は変わらず。そしてお店に行けば更に高くなるのだから、これは買い!
日本ではTシャツヤーンと呼ばれるフェットゥッチャ。1キロ巻きがなんと5ユーロ。これも即買い!他の糸を見る時もずっと手にしていたが、ちょっと重くて商品の上に置こうものなら、すぐに他のお客さんが来て、「これもらっていい?」と言われ、「だめ。これ私が買うの!」と言って絶対手放さなかったものだ。笑
ところで、このトレッチャ、二色のうち、どちらかを母に送ろうと思い、連絡すると右側の赤とグレー系が欲しいという。しかし、「自分で何か編む?」と聞くと「編んで!」というではないか。
しかし、このトレッチャどう編み始めるのか。ネットで調べると、多くの人がまずはこの束(かせ巻き)を玉巻きにする動画を挙げていた。
この3週間の夏休み。ちょこちょこ友人との予定はあるものの、メインは家のペンキ塗りなのだが、あれも作りたい!これも作りたい!やたらハイテンションになって来た!
私的に、未開発地であったメルカートでたまたま見つけた糸屋さん。すごいわ~。一人ニヤニヤ感動している。爆




