夏の風物詩 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

夏の風物詩である蝉が鳴き始めた。

 

 

日本のそれとは違う。姿も見たことがない。ただ10年前、いや5年前もこんな蝉の鳴き声がしていたか記憶にない。ここ数年確実に増えたような気がする。

 

ちなみに、セミはイタリア語で"Cicala" チカ―ラ、と呼ばれる。余談だが、南仏へ行くと、やはりジジジジ、ジジジジ、セミが鳴いているが、フランスではセミは幸せのシンボルなんだそうな。そして「忍耐強い」「太陽の申し子」と呼ばれているのだという。セミの存在を知っているイタリア人がどれくらいいるのだろうか。

 

ところで、6月、サッカーのシーズンが終わると、ミラノのサッカー競技場である、「サン・シーロ」ではコンサートが行われるようになる。


今月は25,26,28、29日と4日間、イギリス・ロンドン出身ロックバンド、および21世紀を代表する音楽グループであるコールドプレイのコンサートが行われた。(日本来日はもっと先の11月の2日間なのだそうだ)

 

日中、リハーサルの様子が風の流れによっては聞こえることがあったが、夜21時半あたりを過ぎると、窓を開けているので外から音楽やらファンとの大合唱が聞こえてくる。

 

 
Viva la vida, 邦題は「美しき生命」。人生万歳じゃないのか?!爆

 

 
毎回花火と共に23時半くらいに終了。

 

 (foto andrea cherchi)
 
来月はデペッシュ・モードのコンサートも行われる。えらいこっちゃ!