今朝からリハビリが始まった。
治療内容は理学療養士とマンツーマンで運動療法と、水治療。2種類10回ずつで520ユーロ。高~い!痛~い!
支払いを済ませ、少し時間に余裕があったので、院内のバールで朝食。久々ピスタチオのブリオッシュがあり、食べた。さすがに甘いのでカプチーノは砂糖なし。
まずは、体にあった松葉杖の長さや歩き方をチェック。先日F爺に教えてもらっておいて良かった。その後、整体ベッドに横たわり、股関節の可動域をチェック。さすがに空手をやっているので、股関節が柔らかいねえと言われる。ちなみに道場では50代の女性は、下手な子供達よりも体は柔らかい。笑
左足足首の曲がり方も順調。指を動かしたり、くるぶしやかかとのマッサージに、ピラテスなどに使うポールやセラバンドを使った簡単なトレーニングをした。ポールもセラバンドも持っている。これなら家でもできそうだ。
水治療は以前、手首の治療でも行ったが、その時は洗面所のシンク、今回はトイレのビデ(と言っても各診察室に設置されている)にぬるま湯をため、患部を浸し、器具を水の中に入れ微量な電気が流される。
ちなみに、この治療で患部の循環の改善、皮膚・筋肉のマッサージ、老廃物の除去を行うのだそうだ。そうすることで、痛みや関節のこわばり、腫れや炎症が取れるのだという。
前回手首の治療の時は、うとうと過ごしてしまったので、今回は本を持って行った。実施時間20分。10日間の治療の間に小説一冊くらいは読み終えることが出来るだろうか?
ところで、いきなり「あなたの(髪の毛の)カット綺麗ねえ。どこで切ってるの?」といきなり担当テラピストに聞かれた。「ヴィア・ノヴァラのスーパーの前の中国人美容室ご存知ですか?私は長年あそこですよ」と言うと「あっちょっと待って....マルコ?彼はブラーヴォよね?と言われるので、「地元の方ですか?」と言うと近所に住でいるということで地元の話題に花が咲いた。
診察室の戸が開きっぱなしでいろんな患者さんが行き来するのが見えるが、一瞬日本人の友人が通った気がしたが、まさかね....と思った。
治療が終わって外に出ると、診察室は長い廊下にいくつもあり、中はもちろん見えない。夜に何気にその友人にメッセージを入れると、案の定彼女だった!何と奇遇な...しかし彼女は、2週間に渡る治療の最終日だったそうだ。
これから3週間ほぼ同じ時間に通院するので、きっと新たな出会いもあるかも!

