脱ギブス  ~ その2 散歩 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 
今朝もこんなにパンパンにむくんでいる足。マッサージをし、軽く足を動かす。水分、ビタミン摂取、大事だと言われることはいろいろ試す。
 
ギブスシューズと松葉杖で近所を散歩がてら髪の毛を切りに行こう!と家を出た。いつも行く美容院は自宅から徒歩7,8分の距離。時計を見ながら家を出た。道路を二回横断するが、ゆっくり歩いていたら、帽子をかぶっていた頭が汗ばんできた。もう帰ろうか?と思ったが、頭の皮膚が痒くなり、すっきりしたい!そのまま出かけてしまった。片道30分。その後、薬草専門店でヘナを買いたいな、パン屋によってフォッカッチャを買いたいなと思ったが、いい加減それは無理だわ…と断念。
 
美容院は、カットをしている男性一人、ブローをしているおばちゃん、そして髪の毛を染めているおばちゃんが二人だったので、それほど待たないか?と思い、中に入った。「どうしたんだ、その足…」そりゃそう思うわよね。3週間おきにカットに出かけているところだったので、(私的には)伸びきった髪の毛を見、その意味がわかったようだった。
 
片道30分、ヘアカット30分。3-4センチ切った部分もあり、襟足は刈り上げてしまった。すっきり。

 

 

でもまた帰り道30分か…自宅と美容院の真ん中あたりの場所にあるバールに入り休憩。ずっと飲みたかったカフェシェケラートを飲んだ。

 

 
シェイカーに熱いエスプレッソと氷と砂糖を入れてシャカシャカして作るクリーム状のカフェ。夏の風物詩だ。バールによって砂糖たっぷり、リキュールたっぷりで、常に砂糖は抜いてもらっていたが、今回は糖分補給で入れてもらった。笑 でもやっぱり日本で飲むアイスコーヒーの方が好きだな。爆 
 
ところで、今日6月8日は2022-23年度の学校の最終日。家の近所には州立の技術専門学校があり、その中に一般の高校のダンス科が間借りしている。次男の学校は、今日は授業は3時間あるが、普段よりは早く下校するといっていたが、上記学校では体育館からは何かイベントが催されているのか、叫びあう大きな声が聞こえ、教室からは音楽が流れ、歌っているもの、窓から水やコカ・コーラのボトルが投げられてくる瞬間も見た。そろそろ下校時刻で門があくのか、正門の内側で待機している学生が沢山いた。

毎年学年度最終日になると、水や小麦粉の入った風船を投げあったり、生卵をぶつけあったり、大騒ぎする風景がよくニュースに出る。長女も高校時代、最終日というとひどい恰好をして帰宅してくることが度々あった。
 
明日から長い、長い夏休みが始まるが、高校最終学年である次男は、21日より卒業試験であるMaturitàが始まる。本人曰くそれは問題ないようだが、その前に行われる大学受験が、機械科では学んできていない教科ばかりなので、現在追い込み中。