料理中、キッチンから出た野菜の種や根っこを捨てられない性分で、そのまま水栽培したり、土に埋めることがよくある。
アボカドは毎年沢山水栽培するが、なかなか大きくなった試しはない。この冬越した一つが今や葉っぱが全部落ちてしまったが、茎から新芽が出るのを期待して、毎日観察している。笑 レモンの種も植えたが、なかなか出てこない。発芽を確認してから土に植えるべきだったか?
ところで、レンズ豆を濡らしたキッチンペーパ―の上にさらしておいてみた。なんと翌日発芽しているものもあった!2日後がこちら。
そう言えば、長男がカトリックの堅信を受けた時、カテキズモの子供たちは皆、各家庭で紙コップ一杯、カイワレダイコンのようにぼうぼうに育ったレンズ豆持って行って、ミサに奉納した。
そのぼうぼうと、そして細く、まっすぐ伸びた植物は、イタリアに滞在中、いきなり日本ではやっていたアルファルファも豆苗も同じじゃないの?と思った。帰国の度に、母に「知ってる?知ってる?」と言われ、驚いたものだが(笑)、考えてみれば、レンズ豆もエンドウ豆もヒヨコ豆もどれも歴史あるもの。発芽させた野菜ならそれだけ歴史があるものではないか!全く新しい野菜でもなんでもなかったのだと今更思った。ちなみに、生育方法によってモヤシ系とカイワレ系に大別されるのだそうだ。なるほど!納得。
スプラウトにはタンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、体の重要な機能を正常化させる働きがあるといわれている。また、発芽させたレンズ豆は、乾燥させたものよりビタミンCが多く含まれているのだそうだ。特に、新芽には、マンガン、β-カロテン、銅、リン、カリウム、鉄、カルシウムなどの重要な元素が含まれており、ビタミンB1、B4、B9、B6が豊富に含まれ、ビタミンEや20種類以上のアミノ酸も含まれているのだそうだ。
これから、色々なスプラウトを育てたくなった!
