ピエモンテはトスカーナと並ぶイタリア屈指の高級ワイン産地で「イタリアワインの王様」と言われる「バローロ」を筆頭に素晴らしいワインが多数作られている。
ガヴィは地区の名前であり、コルテーゼという種類のぶどうで作られており, フルーティでありながら、かつすっきり辛口。ガヴィは1998年にD.O.C.G.（統制保証原産地名称）ワインに昇格している。
ほぼ毎年出かけるワイナリーは、1945年にニコラ・ベルガリオによって設立され、1970年より自社ワインのボトリングを始めた。現在は息子と孫により運営。 15ヘクタールの畑を所有し、樹齢４0年とクリュ畑の、樹齢６0年のコルテーゼ種のみを栽培している。
生産は、”Gavi del Comune di Gavi”と”Minaia”。飲み比べるとやはりMinaiaのほうが、断然においしいし、値段も微妙に上。この十数年“Ciapon”という銘柄で樽で熟成させた余韻の長いものもある。ロンドンで賞を受賞し、ロシアやウクライナにも輸出しているのだというが、この戦争で一時停止していたようだが、再び輸出はしていると聞き驚いた、
話は前後するが、ちゃんと予約をしていったのにも関わらず不在。時間をつぶすため、車で15分ほど離れたアウトレットモールに出かけた。特に欲しいものもなく、ふらふら歩いて時間をつぶした。
再びワイナリーへ。2021年と2022年のGavi del Comune di Gavi及びMinaiaを飲み比べ。口に含むくらいで、がぶがぶは飲まない。笑 2022年の方がフルーティで口に含むとふわっと香りが広がるようであった。すぐに2022年のMinaiaに決定。友人からも頼まれていたが、選択は任されていたので、同じものを購入。今回はCiaponも購入。
せっかく来たのだから、行き当たりばったり、近くの村のレストランで食事をした。
同じコルテーゼで作ったというスパークリングワインを初めて飲んだ。美味しい！！今回は時間がなかったが、作り手を教えてもらったので、次回は是非ワイナリーに寄りたい。
