今年もまた、ピエモンテのガヴィへワインの買い付けに出かけてきた。もともとは、友人に紹介してもらって出かけ始めたが、その仲間も一人、二人・・・と帰国、横移動。ついに、そして誰もいなくなった状態。もうなんだかんだ10年以上通い続けている。
ピエモンテはトスカーナと並ぶイタリア屈指の高級ワイン産地。あの『イタリアワインの王様』と呼ばれる『バローロ』もピエモンテ原産。
私が個人的に、好きなのは、『ガヴィ』。コルテーゼという種類のぶどうでつくられており、はちみつのようなフルーティで、ちょっと酸味のある味は、女性が好きな味かも。ガヴィは98年にDOCG(統制保証原産地名称)ワインに昇格している。
昨年もガヴィについて書いたので、参考にしてほしいが、今回は以前建設途中だったワイナリー内部も見せていただいた。
上から、収穫した白ぶどうをいれ、破砕。その後、プレスしてここでぶどうの皮や果肉などと果汁を分離してしまうという。
↓こちらは、ぶどうの皮や果肉などと分離させた10日後ほどの果汁。
ぶどうジュースそのもの。次男がそのまま飲んでも全く問題なし
生産者のジャンルイージ氏と。
こちらで温度が調整されている。その後、アルコール発酵させる。ガヴィのフレッシュでフルーティな味を出すため低温で発酵させるという。
発酵が終了すると、澱引きを行う。そのあと樽熟成を行うワインと、直ぐに瓶詰してしまうワインとに分かれるそうだが、数年Ciapon<チャポン>という樽製のガヴィを生産していたが、思うような味に成らなかったという。やはり、ぶどうの種類のせいだろうか?
お値段は、10年据え置き。我が家だけ?業者価格の可能性もあるので、公表はいたしません。笑
今回、2010年ものと2012年のものを飲み比べさせてもらった。2011年は昨年購入したが、やはりおいしかったので、さすがに残りなし。個人的に、2012年のものの方が、香りも味もマイルドで、鼻から香りが入り、口の中で、もっと味が広がる。
8ケース購入。そのうち半分は、全部女友達用。どんだけ飲兵衛の女友達よ! つづく
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