フォーリサローネ 2023 〜 その3 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

サローネ最終日。

なかなか回ることができず。

 

フォーリサローネで賑やかなトルトーナ地区は見ておきたい。でも混んでいるよな… せっかくお天気が良かったので、自転車でまずはトリエンナーレへ。

 

間違えて、パリの凱旋門に似た、ミラノの城門であるポルタセンピオーネ側に出てしまい、センピオーネ公園を突っ切ってトリエンナーレへ。連休中のせいか、公園は人人人…。

 

 

通称トリエンナーレは、デザイン美術館。デザイン美術館としてオープンしたのは、2007年だが、建物自体は、ムッソリーニ政権時にミラノトリエンナーレの会場として建てられたもので、パラッツォ・デッラルテ(芸術の館)とも呼ばれ、周囲にはアートオブジェが置かれており威風堂々とした佇まいをしている。

 

 

 

 

そこから、南へ4キロほど離れたトルトーナ地区へ移動。

 

実は私は超方向音痴。地図はぐるぐる回しながら見るタイプ。苦笑 若い頃、車を運転していた事もあるが、どうも性に合わない。トルトーナへは方向的にはわかるが、どうやって行くんだ?ちょうどそちら方面へ行く61番バスが来たので、付いて行った。爆

 

あちこち見たいところはあったが、とにかく時間的余裕がない。サローネ最終日、トルトーナの目玉でもある世界のクリエーションが終結されるSuperstudio Piùは最終日は18時に終了。昨年もなかなか見て回れず。(今年も出遅れた!)会場近くに住む友人に来てるよ!メッセージを入れた。笑

 

また、繊維関係の仕事をしている別の友人から、superstudioの川島織物はいいらしい、と聞いた。すぐに見つかった。日本人の関係者の方が数人立っておられ、「今日は~」と挨拶をすると「業界の方ですか?」と声をかけられた。いえいえ、そんな…それこそ業界の友人に勧められてきました!と答えた。

 

川島織物といえば、1843年に京都で創業したファブリックメーカーであるが、着物の帯だけではなく、緞帳、カーテン、壁装、床材、インテリア雑貨なども手掛けているのだと知った。

 

今回は、伝統技術の進化を体現する”光を操るファブリック”を標本展示している、ということだった。

 

 

 

苔や錆をモチーフにした織物。思わず触れてしまった。



「来年は出展のご案内させて頂きますので、お名刺を...」と聞かれたが、いえいえ名刺なんぞ持っている職業ではありませぬ。苦笑

 

こちらは、東京クリエイティブサロン。2020年から開始された日本及び世界中から東京にクリエイティブが集まることを目指したサロンなのだそうだ。ファッションとデザインという日々の生活の営みには欠かせない2つの分野にフォーカスを置き、様々なデザインセクターのトップクリエイターが参画し、都内6つのエリア(丸の内・有楽町、日本橋、銀座、渋谷、原宿、羽田)の街を表現の場=キャンバスとして捉え、クリエイティブ表現が発信されている、と言う。

 

 

 

そこでは、友人がアルバイトで参加しており、また、次男の幼稚園時代の母子に遭遇。そうこうしている間に、メッセージを入れておいた友人が登場!

 

時間で~す!警備の人が外に出るよう促し始めた。

 

なんだかんだ10キロ以上自転車で移動しただろうか。

 

帰りは小腹がすいたので、ジェラートで一休み。

 

 
あゝ、今年もブレラ地区は回れなかった…