金曜日の夜は、サンタンブロージョ道場での稽古。
仕事先から7-8分くらいの場所だ。フォッカッチャを買って齧りながら、普段歩いていく道の一本並行した通りを歩き、気持ち遠回りして行くとハナミズキに遭遇。
薄紅色の花びらが美しく、うっとり見入ってしまった。
しかし、恥ずかしながら、「ハナミズキ」の曲が有名になるまで、ハナミズキの花を知らなかった。というか、見ていたはずだが、名前まで知らなかった。ちなみに、漢字はそのまま「花水木」。
日本ではこの時期、満開のようだが、日本で暮らしていた時、どこで見たのだろうか。
花水木は、日米友好を願い、東京市長の尾崎行雄氏が 、アメリカのワシントン市へ桜を寄贈した御礼として1915(大正4)年にアメリカから贈られたのだそうだ。それから日本全国に普及。開花は時期は、ちょうど桜が咲き終わる頃。
英名では"dogwood"。 ハナミズキの樹皮を煎じて犬のノミ退治に使ったことからそう呼ぶらしい。そしてイタリア語は"corniolo"。
花言葉は「返礼」「永続性」「私の思いを受け取ってください」。また、西洋の花言葉の中には「durability(永続性、耐久性)」の他に「love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)」という意味の言葉もある。
ところで、「ハナミズキ」の曲は結婚式に良く歌われる曲だという。「君と好きな人が百年続きますように」だからか。
しかしこの曲はもともと9.11テロに際して書かれたものだと知り、その詩に込められた切なる願いに、大切な人への大きな愛が窺える。
空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のこと どうか来てほしい 水際まで来てほしい つぼみをあげよう 庭のハナミズキ
薄紅色の可愛い君のね 果てない夢がちゃんと 終わりますように 君と好きな人が 百年続きますように
夏は暑過ぎて 僕から気持ちは重すぎて 一緒に渡るには きっと船が沈んじゃう
どうぞゆきなさい お先にゆきなさい
僕の我慢が いつか実を結び 果てない波がちゃんと 止まりますように 君と好きな人が 百年続きますように
ひらり蝶々を 追いかけて 白い帆を揚げて 母の日になれば ミズキの葉 贈って下さい
待たなくてもいいよ 知らなくてもいいよ
薄紅色の可愛い君のね 果てない夢がちゃんと 終わりますように 君と好きな人が 百年続きますように
僕の我慢がいつか実を結び 果てない波がちゃんと 止まりますように 君と好きな人が 百年続きますように
君と好きな人が 百年続きますように
提供元: Musixmatch
ソングライター: You Hitoto / Tatsurou Mashiko
ハナミズキ 歌詞 © Nippon Television Music Corp.

