
カルネヴァーレ(謝肉祭)が終わり、復活祭前の四旬節を過ごしている。
四旬節は、カトリック信者にとって、公生活に入る前のキリストが荒野で40日間の断食を行ったことを思い起こし、復活祭までの主日(日曜日)を除く40日間、回心、祈り、断食や節制、施しや愛徳の実践を通して、キリストの復活の記念によりよい形で与る準備をする期間である。
ちなみにカルネヴァーレとは、ラテン語のCARNEM LEVARE、「肉を取り除く」という意味になる。
「T子さん、復活祭までお肉食べないの?」と友人に聞かれたが、カトリックでは、大斎・小斎というのがあり、大斎は、灰の水曜日(四旬節初日・ミラノは灰の日曜日)と聖金曜日(復活祭直前の金曜日)の1日に1回だけの十分な食事とその他に朝ともう1回わずかな食事をとることができ、満18歳以上満60歳未満の信者が守る;
小斎(祭日を除く毎金曜日)は肉類を食べないことだが、各自の判断で償いの他の形式、特に愛徳のわざ、信心業、節制のわざの実行をもって代えることができ、満14歳以上の信者が守る、とされている。
以前信者の友人が、自分は肉は食べないから小斎はいいし、もともと小食だから大斎も苦じゃないの、と言っていたが、それでは本末転倒だろう。
ところで、最近知人に送って頂いたビデオを見て、これぞ本来の「断食」ではないか?と思った。(残念ながら、動画内には著作権に違反する内容があるということで、ブログには添付できず。)
『四旬節の私の歩み イースターを迎える40日間』
私の断食 人を批判しないこと。
人の中にキリストをみつけましょう。
私の断食 人を傷つける言葉を言わないこと。
人の助けや慰めになることをいいます。
私の断食 利己的な心に負けないこと。
頂いた賜物に感謝します。
私の断食 不安に陥らないようにすること。
忍耐強く生きます。
私の断食 悲観的にならないようにすること。
希望をもちます。
私の断食 心配ばかりするのをやめること。
もっと神様を信頼します。
私の断食 嘆くのはやめること。
自分の命のありがたさを神に感謝します。
私の断食 心の狭さを捨てること。
度々神にいのります。
私の断食 恨むことをやめること。
赦すように努力します。
私の断食 自分だけ大事にするのをやめる事。
人を思いやるようにします。
私の断食 私は忙しいというのをやめる事。
キリストのメッセージを伝える努力をします。
私の断食 無関心をやめること。
信仰の喜びを感じるようにします。
イエスから離れさせるような事をやめる事。
イエスのそばで一緒に生きるようにします。
心の断食。
持ちすぎている、要らない余分なものを手放すことで、心も体も楽になるかもしれない。
「断食」の本当の意義を考えながら、四旬節を過ごせますように。