ハッピー・ヴァレンタイン | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。


写真集「天使の写真/仁木武彦」

 

世の中はヴァレンタイン・デーで盛り上がっているのだろうか?

 

50代にもなるとあまりにも他人事。爆

 

スーパーで花束が売られていたが、渡すのは男性から女性へ。花束を買っている中年男性をみかけ、へえと思った。笑

 

そもそも本来の「ヴァレンタイン・デー」の起源は実在した聖人ヴァレンティーノで、イタリアのウンブリア州の都市テル二と世界の愛し合う人々すべての守護聖人である。 

西暦269年2月14日、ローマ皇帝による迫害によって殉教。当時、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止していた。キリスト教司祭だった聖ヴァレンティーノは秘密に兵士を結婚させたがために、捕らえられ、処刑されたわけ。彼の遺体は今でもテルニに安置されている。 

それにしても私はどうも、日本の義理と人情のヴァレンタイン・チョコ文化と言うのは好きではなく、さらにあげる人がいない、くれる人がいないと言って一喜一憂するのはくだらなくないか?と若い頃から冷めた目で見ていた。それだったら大袋でドン!皆さんでどうぞ‼︎的大雑把さ。爆


いずれにしても、日本ではここ数年職場などでの義理チョコは減ってきているらしい。


 「犠牲の愛とはなんぞや?!」と聖ヴァレンティーノのことを思い出すのもいいだろう。それこそ大きな愛だよ❤️