心の声 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

オバタリアン』 平成元年の流行語大賞金賞!

 

昔、「オバタリアン」という言葉が流行ったことがある。

 

堀田かつひこ氏の4コマ漫画なのだそうだが(初めて知った!)、語源は、1986年公開のホラー映画『バタリアン』で、「おばさん」と「バタリアン」の造語。ちなみに、「Battalion」は英語で「大隊」や「大群」を意味しており、オバサンの大群という意味合いもあると言う。

 

庶民的で羞恥心のない中年女性を風刺したもので、特に世間に対し無神経に迷惑をかける姿を描いたものが多いが、中には犯罪に等しいような悪質な行為もあるとか…

 

自分のイメージとしては、図々しく、無神経なおばちゃんでそれでいて憎めない、というものだったが、ちょっと違ったか? いずれにしても昭和の死語だろうが、私のイメージしたようなおばちゃんは、いつどの時代にでもいることだろう。

 

ところで、気づくと最近よく心の声が漏れてしまっていることが多い。爆 しかも、公共の場での文句がついつい大きな独り言になってしまう。しかも、日本語で!

 

電車やバスなど公共交通機関などのいわゆる「迷惑行為」を見て....。

 

なんで、あんなに大きなザイノ(リュックサック)持ったまま乗ってくるかなあ?

なんで、あんなに大きな声で話すかなあ?

なんで通路の真ん中歩くかなあ?

なんでに列で歩くかなあ?

乗る人より降りる人が先でしょうが!

入り口で止まらないでよ!などなどなど…別に当たり前のことを言っているだけだと思うのだが、実際イタリア語でも注意したこともあるが、逆に嫌な思いをすることも多かった。腹立つっ!

 

帰国中の夕方、日本の電車内で大騒ぎする少年たち(野球だかサッカーの試合帰りかなにかだったようだ)を注意し、そこに責任者はいないのか!といったら、シーンとなってしまったこともある。あれはあれで後味悪かったが…。

 

あっ忘れてた。Bio, Bioといってゴミの仕分けが適当な人たち。自分の家以外の環境なんぞどうでもいい人…これまた我慢できず。

 

ああ、でも私のようなタイプは逆に危険視されるのか?苦笑

 

これもきっとおばちゃん化している証拠なんだろうな…苦笑

 

余談だが、上記添付の「オバタリアン」像では、当てはまっているのが二か所あった!サロンパスではなく、「ヒップエレキバン」のシールがたまに首筋に見えていることがある。あとは、ひざ丈のストッキングではなく、ハイソックス。しかもポップ系が多い。爆