“La Carita’ e La Bellezza” 〜 慈愛と美 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

仕事帰り、ミラノ市庁舎にあるマリーノ宮で行われている“La Carita’ e La Bellezza” 〜「慈愛と美」展を観てきた。
 
まだ19時前であったにも関わらず、誰も並んでおらず、あれっもう今日はおしまい?と思ったら、入り口内側に十数人のグループが待っているだけだったのですぐに入れた。

 

詳細はこちら。

 

フィレンツェから来たイタリアの巨匠達の作品が無料で!しかもガイド付きで観られるのだ。もちろんイタリア語だが。

 

こちらは、フィレンツェのバルディーニ美術館所蔵 ティノ・ディ・カマイノの彫刻「カリタ "Carità"(慈愛)」。

 

 
 

二人の子供に授乳している女性の像は、彼の作品"Fede"(信仰)と "Speranza"(希望)と合わせて三徳と言われているそうだ。

 

Tino di camaino, frammento della fede, già su una porta del battistero, 1320-24 circa 0.JPG

FEDE (信仰)

 

Tino di camaino, frammento della speranza, già su una porta del battistero, 1320-24 circa 01.JPG

SPERANZA(希望)

 

また、こちらは、サン・マルコ美術館所蔵の貴重な幕屋、ベアート・アンジェリコ作「東方の三賢士の礼拝」。

 

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ちなみに、日本では、フラ・アンジェリコとして知られているが、修道士を意味する"フラ"から、1982年に列福されたので福者として"Beato"ベアート・アンジェリコとなった。

 

こちらは、フィリッポ・リッピによって制作されたパラッツォ・メディチ・リッカルディ所蔵の「パラッツォ・メディチ・リッカルディの聖母」。コジモ・デ・メディチによって制作を依頼された作品。ちなみに、フィリッポ・リッピはボッティチェリの師である。

 

 
最後の作品として、ボッティッリによって描かれた、現在フィレンツェのスティバート美術館所蔵の「聖母子」。
 
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ボッティチェリといえば、「ラ・プリマヴェーラ」「ヴィーナスの誕生」が有名だが、そのイメージで上の聖母子をみると、どこか雰囲気が違う。
 
Botticelli-primavera.jpg 
『プリマヴェーラ』(1477年 - 1478年頃、ウフィツィ美術館)
 
ヴィーナスの誕生 - Wikipedia

『ヴィーナスの誕生』(1485年頃、ウフィツィ美術館)

 
どこか憂鬱気な面持ち。色やラインも異なる。聖母子は1500年の作品で、亡くなったのは1510年とある。
 
最後に、ガイドさんからソルプレーザ(サプライズ)と言って紹介されたのが、こちら。上記フィリッポ・リッピの作品の裏面に描かれていた素描。一瞬、女性に見えるが、よーくみると髭が生えている。
 

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ガイドは特に名前は出していなかったが、Wikipediaを調べたら、聖ヒエロニムスの頭部、とあった。

 

帰りは、ガレリアを通ってドウモ広場に抜けた。イタリアの警察は絵になる。

 

 


まだ、クリスマス・ツリーが飾られていた。

 

 
やっと観られた!
 
展示会は15日まで。在ミラノの方は是非!

 

https://www.comune.milano.it/documents/20126/460630403/Pieghevole+Mostra+La+Carit%C3%A0+e+la+Bellezza.pdf/1b63aa1c-491d-886a-0a69-b8d698375477?t=1669980152500