仕事帰り、ミラノ市庁舎にあるマリーノ宮で行われている“La Carita’ e La Bellezza” 〜「慈愛と美」展を観てきた。
まだ19時前であったにも関わらず、誰も並んでおらず、あれっもう今日はおしまい?と思ったら、入り口内側に十数人のグループが待っているだけだったのですぐに入れた。
詳細はこちら。
フィレンツェから来たイタリアの巨匠達の作品が無料で!しかもガイド付きで観られるのだ。もちろんイタリア語だが。
こちらは、フィレンツェのバルディーニ美術館所蔵 ティノ・ディ・カマイノの彫刻「カリタ "Carità"(慈愛)」。
二人の子供に授乳している女性の像は、彼の作品"Fede"(信仰)と "Speranza"(希望)と合わせて三徳と言われているそうだ。
FEDE (信仰)
SPERANZA(希望)
また、こちらは、サン・マルコ美術館所蔵の貴重な幕屋、ベアート・アンジェリコ作「東方の三賢士の礼拝」。
ちなみに、日本では、フラ・アンジェリコとして知られているが、修道士を意味する"フラ"から、1982年に列福されたので福者として"Beato"ベアート・アンジェリコとなった。
こちらは、フィリッポ・リッピによって制作されたパラッツォ・メディチ・リッカルディ所蔵の「パラッツォ・メディチ・リッカルディの聖母」。コジモ・デ・メディチによって制作を依頼された作品。ちなみに、フィリッポ・リッピはボッティチェリの師である。
最後の作品として、ボッティッリによって描かれた、現在フィレンツェのスティバート美術館所蔵の「聖母子」。
ボッティチェリといえば、「ラ・プリマヴェーラ」「ヴィーナスの誕生」が有名だが、そのイメージで上の聖母子をみると、どこか雰囲気が違う。
『プリマヴェーラ』(1477年 - 1478年頃、ウフィツィ美術館)
『ヴィーナスの誕生』(1485年頃、ウフィツィ美術館)
どこか憂鬱気な面持ち。色やラインも異なる。聖母子は1500年の作品で、亡くなったのは1510年とある。
最後に、ガイドさんからソルプレーザ(サプライズ)と言って紹介されたのが、こちら。上記フィリッポ・リッピの作品の裏面に描かれていた素描。一瞬、女性に見えるが、よーくみると髭が生えている。
ガイドは特に名前は出していなかったが、Wikipediaを調べたら、聖ヒエロニムスの頭部、とあった。
帰りは、ガレリアを通ってドウモ広場に抜けた。イタリアの警察は絵になる。
まだ、クリスマス・ツリーが飾られていた。
やっと観られた!
展示会は15日まで。在ミラノの方は是非!










