クリスマス ~ ラスト・ミニッツ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

Supermercati aperti Natale, vigilia e Santo Stefano 2022 Milano Lombardia.  Quali e orari - Cronaca

 

数日前日本出張から戻ってきた夫が今度は、日本からの出張者と合流するため朝早くポーランドへ出かけて行った。

 

一緒に出掛けるか?と聞かれたが、早朝出発、そして深夜の帰宅。しかも出張者も一緒である。この二カ月休みなくびっちりと働いてきたので、仕事以外で人に接し、気を使うのはごめんだ。

 

長女にも彼のご実家での食事会に来ないか?と誘われたが、即辞退。胃も疲れ、食べるのなら自分の作ったものだけにしておきたい。ただ、次男がかわいそうなので、食事だけはしっかり作ってあげようと思った。

 

午前中11時近くまでベッドでゴロゴロ。とにかく頭使わずゴロゴロが一番だ。本当は温かい湯船に浸かりたいけれど…

 

お昼ごろゆっくりメルカートへ買い物。お昼過ぎでも結構人は出ていた。行きつけのパン屋さんでフォッカッチャを購入。手打ちパスタの惹かれ、それも購入。ちょっと高めだったが、自分で作ればもっと大変。レストランへ行けばもっと高くつくため、自分にご褒美!

 

帰宅すると、まだまだ忘れ物があったことを思い出し夕方出かけた。

 

薬局の前はすごい人。この時期寝込んでいる人も結構いるのだろう。また、薬草専門店でヘナを買いに行くとそこで友人に遭遇。ラストミニッツでプレゼントを買い込んでいるんです!ということだった。

 

その後、コップがかけてしまったので、中国人の雑貨屋へ行くと、そこもすごい人!きっと友人同様、今夜や明日家族での食事会で足りないものを買い込んできているようだった。紙袋や包装紙、カードを抱えている人を多く見た。

 

また、スーパーへ出かけると午前中見た魚や肉類が20%オフになっているではないか!魚など安くなったシールが貼られ、新たにケースから出されていた。

 

余談だが、クリスマスシーズンではパネットーネやパンド―ロが食されるが、マスカルポーネを使ったソースをかける。作ったことはなかったが、レシピをみたら、マスカルポーネに卵とラムを加えて混ぜるだけであったので、作ろう!と思ったが、食べるのは私だけ。しかもラムは終わっているではないの!全部そろえるのは大変だわ。出来合いを買ってしまった!これもご褒美。爆

 

近所に道路と道路の間が駐車場部分であったところにスケートリンクが出来ていた。昨日冬至を迎えたが、午後の4時半過ぎでも暗いミラノ。クリスマスの直前で、しかもその時間であってもスケートリンクは子供でいっぱい!多分アラブ系の子供たちなのだろう。

 

帰宅し、夕食を作るまで時間があったので、山になったアイロンがけをしながら、数年前友人にもらった彼が編集したクリスマスソングのCDをかけてみた。

 

『恋人がサンタクロース』(松任谷由実 1980年)

『クリスマス・イブ』(山下達郎 1983年)

『ラスト・クリスマス』 ( ワム!1986年)

『クリスマスキャロルの頃には』(稲垣潤一 1992年)

『All I Want For Christmas Is You 』 (Mariah Carey  1994年)

 

懐かしい~!!

 

『すてきなホリデイ』(竹内まりや 2001年)

『 Can't Wait 'Til Christmas』(宇多田ヒカリ 2010年)

 
なんぞも古いことは古いのに、私自身イタリアに既に来てしまっているので、日本の曲には疎く、へえ…と思って聞いてみたりした。
 
とはいえ、やはりこの時期は、聖歌の方が心がずっと落ち着く。
 
クリスマスの前夜祭は深夜0時から。聖歌隊の練習が23時15分に集合がかかっていたがたっぷり時間はある!
 
だらだらゆっくり過ごせた。