来る12月17日(土)21時より地元サンシーロ小教区の教会 Giuseppe Calasanzio (Via Don Gnocchi 16) でクリスマスコンサートが催される。

このCalasanzio教会は、司祭たちは、青少年教育を目的とする修道会のエスコラピオス修道会の司祭たち。日本では、四日市市と横浜市に小教区二つを持ち、教育活動は、二つの幼稚園及び四日市市の海星中・高等学校を通して行なわれている。
お御堂は、教会建築専門の建築家、Carlo Bevilacqua氏による設計62年に建築開始。65年に献堂。正面祭壇には、子供たちに囲まれた聖ヨセフ・カラサンスのモザイク画がある。また、それを囲むようにステンドグラスに彩られた光あふれる空間が非常にモダン。
毎年、5月に行われる"Concerto di Maggio"とクリスマスコンサートは、教会の信徒であるColombo氏率いる"Notturno" Associazione Cluturale Musicale di Milano (ノットゥールノ・ミラノ音楽文化協会)によるオーガナイズで、弦楽四重奏であったり、私が所属する教会の聖歌隊とコラボで歌ったり、奥様が沖縄出身でおられるので、沖縄からいらした合唱団とのコラボのコンサートなども過去に行われている。
ところで、このクリスマスコンサートのテーマは、「東洋と西洋における映画音楽」。
ディズニー映画「ファンタジア」に含まれるチャイコフスキーの「くるみ割り人形」の曲から、ベルナルド・ベルトルッチの「ラストエンペラー」、日本の「アニメ」の音楽まで、偉大なアニメーション映画のサウンドトラックを表現しているという。
老いも若きも、東西を行き来する音楽と想像力の旅。映像のための音楽に特化した非常に独創的で興味深いプログラムだ。入場無料。
また、その翌日には、Santo Ccurato d'Ars 教会 (Largo Giambellino 127)にてもコンサートが行われるそうだ。そちらには、Coro La Fenice(日本人会の聖歌隊)も参加されるという。生憎私自身は、日本人ミサがあって行けないのだが…そちらも入場無料。
人と人をつなげる音楽。楽しいひと時を共に!

