ミラノの物産展 〜 Artigiano in Fiera 2022 その2 始まりました！

ついに物産展が始まった！

10時オープンで、関係者は早くから準備にとりかかっているが、訪問者は9時45分には長い通路の両端にある出入り口が開く。9時過ぎはさすがに関係者のみでガラガラであった。

しかし、オープンと同時にじわじわすごい人！さすがにリピーターは初日の朝一番にやってくる！！しかも、小さなスーツケースやら、買い物用のガラガラ(ショッピングカート)をご持参！

今回私は和小物を販売。まず、商品と値段、在庫の場所を確認。

日本の羽織をジャケットにしたり、帯ではなく、帯風のベルトをして着こなす。日本人ではなかなか思いつかないファッションだ。スタッフはお店の商品を羽織るのが原則。休憩の時は、脱ぐので、その後にまた違うものを着てみるのが楽しみの一つでもある！

スカジャンは毎年イタリア人の若者に大人気！

キッチンもパリから持ち込み。ラーメンは今やイタリア人にも浸透している。

　休憩中は時間がもったいないので、食べ歩き。中国茶のコーナー。

タイのコーナーで有料ではあったが、格安でタイマッサージをしていた。最終日前、体がボロボロになったら行ってきたい。爆

　

また、サウジアラビアのコーナーでは無料コーヒーを頂く。カフワというアラビカ豆を使用したコーヒーで、サフラン、シナモン、カルダモンが入れられ、沸騰したもの。嫌いではなかったが、コーヒーというよりは、ハーブティーのような感覚。やってきたイタリア人団体が、無料コーヒーといって手を出していたが、飲んだ途端、「うーん、変わった味だ…」とうなっていた。爆

あっという間の9時間。私のコーナーでは達磨と刀の形をしたペーパーナイフがやたら売れただろうか？パリから来ていた社員さんは、イタリアでこんなに達磨が大人気とはびっくりです！と言っていた。確かに、昨年達磨のタトゥーを入れている人を数人見かけた。皆左目だけ目を入れていたが、願掛けが成就されれば、右目の部分もタトゥーを入れるのか疑問。笑

また、こけしも大人気。ヴィンテージやモダンなものも色々あるが、コレクターの多さには驚いた。

こけしとは何か？こいのぼりとは何か？幸福を呼ぶのか？などなど常に質問攻めになる。昨年こけしについて調べてはいたが、忘れてしまったので、帰宅して資料をまとめた。明日、プラスチックケースにいれて置いておこう。

18時に仕事を上がり、一人でスペインのコーナーでサングリアを飲みに行こう！と思っていたら、友人に誘われ、バイト先のオーナーさんにビールをごちそうしていただいた。

初日ご苦労様！よく頑張った。

その後、出口に出る前に、スペインコーナーでチーズとサングリアを試飲＋試飲。デパ地下で試食しまくるずうずうしいおばさんに化している！うわ～っ疲れた体に沁みる！

ところで、今年もまた長女も一緒にバイトをしているのだが、彼女は飲食で今日は遅番。夜の11時をすぎると、彼女から帰りがけの地下鉄からメッセージが来ていた。パリから来たスタッフとも仲良く盛り上がり楽しい、ということだった。客が引くこともほとんどない環境だが、常に冷静に対処し、接客が合ってるんじゃないの？とメッセージ。親子で参加3回目。ママにもよろしく！と声がかかると嬉しいものだ。

明日も頑張ります！

『ミラノの物産展　〜　　Artigiano in Fiera 2022』