タータ日記 ~ その60 保育園の洗礼 5 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今週も怒涛の一週間であった。

 

今週は火曜日に次男が38度9分の熱でいきなり迎えに来るよう保育園から連絡が入った。その二日後今度は長男が38度5分の熱で帰宅。その後、熱は上がったり下がったり。咳と鼻水がすごい。三男もやはり鼻水と一時期結膜炎もあったが、今は結膜炎は落ち着いたものの、微熱がしょっちゅう出る。ママさん、パパさんもずっとゴホゴホいい、鼻も止まらない。私は熱はないし、ただ首だけがはれた感じの喉の痛みに悩まされ、朝晩吸入をし、のどにいいと言われるものはなんでも摂った。

 

それにしても、保育園の洗礼はいつまで続くのか…9月から始まりこれで3周目である。

 

ツインズをはじめ、ママさん、パパさん、そして私も皆インフルエンザのワクチンを接種したが、まだ抗体がついているわけでもなく、またインフルエンザの型が合わなければ意味はない。

 

とはいえ、ツインズ生後28カ月。三男8か月。知恵もかなりついてきた。

 

長男は少し言葉が遅いが弟(三男)思い。言葉の遅れのせいか?表現がうまくできずイライラする様子がたまに見受けられる。次男は日本語の単語や絵本のタイトルは日本語でもすらすらいえる。頭の回転は早いが常にハイテンション。三男の意思表示もすごい。ずり這いだが、どこまでも移動するようになった。

 

「三つ子の魂百まで」というが、大事な時期にお世話させていただき、責任重大だ。

 

次男はよく、"Sei felice?"と聞いてくる。幸せか?と。時に"Sei triste?"、悲しい?とさえ聞いて来てどきっとさせられる。

 

両親をはじめ、周りの大人が、いつも笑顔で、忍耐強く話を聞いてあげられるように。また感謝を忘れず、寛大でいることも大事であろう。

 

日々忍耐。体力勝負。