ミラノに日本の地下鉄が走る! | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

2024年の春からミラノの地下鉄1号線(M1-「ヱンメ・ウーノ」とか赤線なので、「リネア・ロッサ」と呼ばれる)に日本の日立の電車が営業運転する。

 

ミラノの地下鉄の3つの路線向けの第一弾ということだから、その内M2、M3も日本製になるのだろうか?その第一弾として21編成(126両)を1億6800万ユーロで受注したのだそうだ。

 

車両はアルミ製でイタリアの2工場で製造される。1編成当たりの全長は106.5メートルで最高時速は90キロメートルとなるそうだ。先頭車両から最後尾の車両まで視界が遮られない設計で、車内を映す監視カメラの映像をターミナル駅などで全体の運行管理を担当する司令室にリアルタイムで送り、車内の安全性を高めることも見込まれる。日本ではありえないが、車両外装には落書きをされるので、消しやすくする処理が施されるようだ。

 

日立製作所は2021年に仏電子機器大手タレスの鉄道信号事業を買収することを決めるなど、海外事業を拡大している。ちなみに、アメリカ・ワシントンにあるワシントン首都圏交通局は、この秋より、7000系電車を8編成(64両)から20編成(160両)に増やして運行中。このワシントンメトロ7000系は同局唯一の日本製車両で、川崎重工業が手掛けたものなのだそうだ。日本製万歳だ。

 

とはいえ、イタリアでは、車両が日本製であっても、時刻に遅れたり、ショペロ(ストライキ)を失くしてほしいものだわ。