久々のゴスペルレッスン | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

数日前からミラノのアパートには暖房が入った。

 

各部屋に調整器があるので使っていない部屋や日中いない時は全て切って出かける。

 

とは言え、今日は実に良いお天気だった。空手の稽古は体育館の中で、陽の当たる場所にいたからか、汗が流れたくらいであった。

 

そして夕方の聖歌隊はパスして数ヶ月ぶりにゴスペルのレッスンへ。

 

ところで、所属教会での聖歌隊は早9年目。私もそうだが、耳コピした人たちの聖歌を聴いて覚えた。なにしろ聖歌集は楽譜はなく歌詞しか載っていないからだ。

 

しかし、最近二股掛けて出かけている教会の聖歌隊は毎週、前もって歌う曲の楽譜がpdfで送られて来るのだが、改めて見て、えっこの曲こういうリズムだったの?えっその音だったの?と言うものがあまりにも多く驚いた。だからと言って地元教会に戻って正しく歌うと1人浮いてしまう。爆 たとえメンバーに教えても、平均年齢70代後半、何十年も歌って来た人には効果なし。指導者のシスターもわかっていても目を瞑っているようだ。苦笑 基本とはなんぞや?笑

 

話は基、ゴスペルレッスンでは、師匠のアレンジによる“Amazing Grace”が好き。僭越ながら(笑)私のソロから始まり、各パートに主旋律が移行するが、基本ドゥーワップ調。本来は格好いいのだ!本来は。いやいや10年も歌っているのだが...汗💦。

 

wa-,  wa-, wa-,とハモり主旋律を支える部分、師匠曰く、「ここはウwa〜で入ってくださいよ!」と言われ、あるメンバーが「あっ本当だ!楽譜に書き込んである!」と言うではないの!えっそうだった?10年何やってたんだ?苦笑 

 

レッスン後、アペリチェーナ(食前酒と夕食が一緒になったような食事会)に突入。数年前に皆の若い頃の画像見せ合ったよね?という話で盛り上がったのだが、「えっいつの話?私いた?」と全く記憶になし。しかし自分が送った画像を見て驚いた。「そんな事したっけ?」嫌だわー、歳をとるって。笑

 

「でもさー10年一緒にいて私たち、全く変わってないじゃん!」と言うメンバー。いやいや皆んなで年取っていってるから気づかないだけだって!爆 いいわー、思い切りポジティブ?! 

 

笑って夜は更けた。