Festival delle Missione | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

第2回Festival della Missioneがミラノで行われている。

 

2017年にブレーシャで行われたが、パンデミックをはさみ、2年かけて、14もの外国宣教に携わる宣教会とミラノ教区が協力し準備された。

 

4日間にわたるイベントは3万人の参加者(なんとイタリア中から参加!)と100人に渡る講演者、150人もの証人、200人のボランティアを含み、10か所に渡るピアッツァ(広場)に集合!

 

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image ミラノ外国宣教会のスタンド。

 

元在ミラノ日本人教会の司祭に声をかけられ、5人の日本人信者にて折り紙教室を開催した。

 

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image サレジアン・シスターたちと記念写真。

 

場所はサンタンブロージオやドウモから徒歩10分くらいのサンロレンツォ教会裏の公園。前日まで大雨であったが、雨は止んだものの、気温がぐっと下がり、準備された場所も午後になると日陰になりがちで、太陽を求めて何度テーブルごと移動したことか…。笑

 

この夏、オラトリオで子供たちにユニット折り紙を教え、意外にも3枚を重ねて作るピラミッドは小中学生に受けていたので、そちらも前夜急遽復習し(午前2時まで!)教えてみた。ちなみに6枚だと立方体になり、12枚だと多面体となる。また、3枚で作る駒は大人も子供も挑戦。ハートやピカチュウ、飛び跳ねるカエルも大人気であった。

 

また、折り鶴は「平和」の象徴なんですよ、と言って声をかけ折っては糸につなぎ最後はサンロレンツォのオラトリオに飾っていただいた。

 

 

ところで、このイベントのスローガンは"Viver per dono"。 賜物として(のために)生きる。

 

特にこのポストコロナの時代、いかにして生きるか?それは私たち一人一人にとって重要なキーワードだ。

 

また、生態学と経済であったり、多岐に渡る対談、座談会、本の紹介なども行われていた。

 

7人、立っている人の画像のようです

左の方は、マリオ・モンティ大統領。

 

 ミラノ外国宣教会総長。

 

舞台でのダンスやコンサート、幼児から高校生まで遊べる広場やアぺリティ―ボ…と盛りだくさんの内容。

 

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 どこの修道会かアフリカ系のシスターが大勢おり、歌って踊っていた。どの画像も曇りがちで人も少なめ、寂しげに見えるが、実際は人があふれ活気あるイベントであった。
 
宣教に関する話は時間的に聞けなかったものの、イベントに参加できたことに感謝する一日であった。