オラトリオ 新年度開始

今日9月25日、イタリアでは教会学校・オラトリオの新年度2022－23年度が開始となった。

 

具体的には、小学生のカトリック要理のクラス・カテキズモが始まり、思春期を中心とした少年少女たちの育成コースやオラトリオに所属する各スポーツ教室なども一斉に始まる。

 

私も夏前から参加している聖歌隊の年間プログラムが送られてきたが、今年はかなりの場所で歌うことになるようだ。幸か不幸か自分の所属教会の聖歌隊は平均年齢が高く、指導者も現在がん治療中、となかなか集まることが出来ず、ミサ聖祭で直接歌うケースが多いので、時と場合を見ながら、もう一方での聖歌隊の活動に参加しているのだ。いずれにしても体と気力が続く限り....と言ったところだろうか。

 

話は戻るが、新年度に際し、イタリアでも司祭の異動時期。しかし、いまやどこも人手不足。特にイタリア人の聖職者が減り始め、ここでも外国人が増えてきている状況だ。

 

5年間我がパロッキアでオラトリオを担当してきた40代後半の助祭は、イタリア市内であるが、２つの教会の主任司祭となり行ったり来たりするようだ。信徒からは移動用に今をときめく？電動スクーターをプレゼント。

 

過去に我がパロッキアで助祭をした司祭たちは皆異動先で主任司祭になっているが、更に移民が多く、地域的にも問題があるところだ。しかしキリストの愛を宣べ伝える彼らの顔が輝いている事に希望をもらう。

 

当分我がパロッキアはオラトリオ担当の司祭はなく、自力でやれ！という事らしい。

 

ところで今週木曜日から日曜日までミラノ教区では、Festival della Missioneというイベントがドウモを始めサンタンブロージョからも近い、サン・ロレンツォ教会周辺で行われる。

我が在ミラノ・カトリック日本人会も10月1日の土曜日、午前10時よりサン・ロレンツォ裏のヴェトラ広場で折り紙教室を開催する。はじめ、依頼が来たときは、参加できる人がおらず困ったが、1人増え、2人増え最終的に5人集まり、私は午後しか参加できない予定だったが、別件の時間が変わり逆に一日出られることになった。

たとえ一人で出来ることであっても、一人でするのではなく、多くの人が参加し体験できる活動こそ、教会の活動ではないだろうか。また自分は出来ないことであっても、気持ちを分かち合うことはできるはずです。

主は皆さんと共に。共に歩んで行こう。

Festa di apertura degli oratori

Festival della Missione