いよいよ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

明日からシッター先のツインズの保育園生活が始まる。

 

週末を挟み3日間慣らし保育。意外に長男の方が問題なくすんなり入り込み、次男もすんなりいくか?逆に泣いて泣いて大変かもしれない。

 

ただ長男は常に裸だから大丈夫かな?爆 こないだはお◯ん◯んにクッキー用のハート型をぶら下げててやばい子供?!だった。爆 テレビの台にお◯ん◯ん乗せてたり、兄弟で引っ張りあったり...

 

面接では、確かに保育園では暑い!暑い!と言って裸になってしまう女の子もいるそうで普通ですよ、と言われたそうだがうちの子達はそんな事しなかったぞ!

 

そして、ついにこの金曜日から空手の新年度が開講する。イタリア本部長代理や各支部の支部長はいるものの、師範夫妻が本帰国され、残された黒帯たちで支え合って行く。

 

先週有志十数人の門下生で稽古をしたが、アクセサリーはつけないよう、本来当たり前は当たり前なのだが注意すると、そうだ!そうだ!と毎回同じメンバーが同じ反応。

 

特にイタリア人は夏になるとミサンガのような色とりどりの糸を手首に巻いている。願掛けをし、切れるまで取ってはいけないという代物。これは取れないよ!と数人が言って来た。面倒だったので、支部長の許可をもらってね、と言った。

 

稽古中のアクセサリーは自分だけじゃなく、他の人にも怪我をさせる可能性がある。そしてなんのために空手を学びに来ているのか。武道である意識はあるのか。小さな子供は仕方ないとしても、いい大人や中級以上の人の言い訳なんぞ聞きたくないのだが、私が厳しすぎるのか?下の人に見られていると言う意識が重要。

 

隙さえあればお喋りはするし、怒鳴って注意してもその場限りシーン。一人で悶々としそうだ。苦笑

 

身体能力は持って生まれたもの。けれど、身体操作に関しては、年齢、体の柔軟さ、筋肉量などによってもかなり課題は変わってくるだろうが意識なしでは何も変わらない。体の中心を基軸に動く。そのためには体の内側の動き、腰の回転、支える足の角度、高さは超重要。

 

上級者になるにつれ、体格関係なく基本、型が皆一様の動きにならなくてはならないが、決してそうではない。なぜそうなるのか?研究、探究心が必要だが、ただやっているだけではうまくなるはずがないんだな。

 

今までは自分のことだけで精一杯だったが、今後は人の観察が必要だ。(多分それがほとんど)そしてそれを通じて見えてくるものも多い事だろう。

 

また、イタリアには空手道場はいくらでもあるが、挨拶・礼・感謝など、当たり前のことを大切にし、やはり日本人の指導者が多い道場は違う!と言われるようにしないといけない。苦労は多いだろうが、それだけやり甲斐があることかも知れぬ。

 

日々精進。これに尽きる。