我が家の周りには、菩提樹や楓、桜、ポプラ並木道がある。
ところで、先日自転車で友人に会った帰り、通った道に見たこともない木の並木道を見た。そこには黄緑色の花が満開で、地面は落ちた花のカーペット状態。その通りに住む友人曰く、その花がどうも原因でアレルギーがひどいという。
なんの木なのだろう?と調べていたら、2013年の新聞にこの通りのSophora Japonicaという木が25本切り倒され、新たに同種の木が植えられる、と書かれていた。
Sophora Japonicaとはエンジュと呼ばれるマメ科の落葉高木で、開花は7-8月。花が咲き終わると数珠状の豆の実をつけるという。排気ガスに強く、伸びすぎないので街路樹としてよく植えられるという。
槐(えんじゅ)またの名を槐樹(かいじゅ)、黄藤とも呼ぶそうだ。
花言葉は、『幸福』『上品』。
原産地である中国では、高官に出世すると庭に植える風習があり、幸福を呼ぶ縁起のよい木とされているそうだ。このことから、「幸福」という花言葉が付けられたという。また、「上品」は、枝の茂り方や白またはベージュに近い黄緑色の美しい花を咲かせる、その姿に由来しているという。
友人に会わなければ、この木と花にも興味を持たなかったことだろう。一つ知識が増えたことに感謝!





