一週間が早い!
既に現地校の夏休みは始まっているが、ミラノのオラトリオは今日で終了。両親が共働きでオラトリオに参加する子も多いが、来週からおじいちゃん、おばあちゃんと過ごす子供たちも多くなるのではないだろうか?
朝の地下鉄でも今日、旅行に出る人が多いようで、大きなバッグやスーツケースを持っている人を見かけた。
というわけで、日曜日の朝のミサに参加する人も徐々に減ってくる。逆に土曜日の夕ミサと日曜のミサは同じ「主日(カトリックではいわゆる日曜ミサのことを言う)」に当たるので、ほとんどの人は土曜の夕ミサか、日曜の夕ミサに変更することも多い。
話はそれたが、ひょんなことから地域の別の教会の聖歌隊に加わることになり、今回初めて予行練習に参加してきた。ソルフェージュのクラスは既にオンラインで終了。(本来60曲のところ5曲ほどで合格?!たぶん日本人で譜面を読める人は特別でなくてもパスできると思う!)
このグループは毎週ミサで歌っているわけではなく、土曜日の夕ミサや、大きなミサに声がかかるようで、9月のサンタンブロージュにおける大司教様の司式ミサでも歌うことが決まっているそうだ。
私にとっては、イタリア語でさえ、発音がネックなのに、ラテン語、そして今回フランス語の曲があり、一人音が外れたり、発音が違うと途中で止められてしまう。すでにトラウマ状態。翌日の夕ミサで歌う。YOUTUBEで特訓だな。苦笑
そして、本日終了したオラトリオ。たいていのところで夜打ち上げが行われている。そちらへ直行。ボランティアのパパさんによるサラメッラ(サルシッチャを開いて鉄板焼きしたものをパンにはさんで食べる)を食した。
夏のオラトリオの間にダンスを覚えた子供たちによる発表。
今年は3週間で75名が参加したのだそうだ。例年に比べれば非常に少ない。しかもそのほとんどが外国人だ。日本の子供たちのお行儀とは比較にならず(比較することすら無意味ではあると思うが)、いかに寛大であるべきか、常に考えさせられる。
この3週間オラトリオを支えてきた大人たちが呼ばれ、私はたった1度しか参加しなかったが、お礼にバラを頂いた。バラのほんのり優しい香りに癒される。
夏休みはこれからが本番! この夏休みを有効につかい、個々の成長につながりますように。


