ついに今日6月13日から夏のオラトリオが始まった。
ミラノ司教区では6歳から15歳までの30万人の子供達がオラトリオに参加する、と新聞で発表されていた。
月曜日から金曜日までの4週間。レクリエーション、祈り、グループ活動、海や山への遠足やプール、映画にラボラトリオ...4万人の高校生や大学生のリーダーたちによって奉仕される。我がパロッキアでは夏の間に中学生グループ、高校生、大学生のグループでの錬成会も行われる。
今年のテーマは"Batticuore" 心臓の鼓動だ。
4週間に渡りミラノ教区で行われるが、日々の生活の中で行われる祈りや朗読する福音書の中で30ものキーワードがあるそうで、それを探求していくという。
朝、オラトリオに行き全員が集合し、また、昼食が終わり、自由時間になるとその年のテーマソングがかかり、子供たちが踊るのだが、なんというか日本のラジオ体操の感覚だろうか?爆
コロナ禍で今年は人数制限があるのかどうかわからないが、多いところだと400人くらいの子供たちが集まるオラトリオもある。我がパロッキアは集まってせいぜい100人前後だが、宗教を問わず、また貧富の差も激しいので、常に運営資金のサポートが必要となる。またそういう家庭の保護者にも率先してボランティアに参加するよう声掛けしているが、なかなかあつまらず、今年もまた声がかかり、今回は3週目に一日だけラボラトリオのボランティアで参加する予定。
移民も多く、なかなか難しいことも多いが、子供たちがこの長い夏休みの中で、互いにかかわり合いながら共に過ごし、心身共に楽しく元気でいられますように。

