人間関係において、自分と違う価値観や意見を持っている人と出会うことは少なくない。むしろそちらの方が多いくらいだ。
しかし、中には自分の意見が正しい、他の意見は全て間違っていると考えてしまう人もいるようで、自分以外の価値観や意見になかなか歩み寄ることができない。
人の振り見て我が振り直せ。
言葉通り。自分はどうであるか顧みる。
強い信念を持っていると言えば聞こえはいいが、物事柔軟性を持って考えることも重要だ。
理想や責任感が非常に強いと逆に何事にも妥協できなくなってしまう。自分だけなら良いが、周囲にも妥協を許さない完璧主義であると、和を保つことは難しい。
心を開くということは、簡単なようで難しい。相手に心を開けば、歩み寄れ、相手の立場、そしてお互いの状況を尊重し、認め合うことができ、改めて信頼関係が生まれる。
相手に変化を求めるならば、まずは自分が変化するしかないのかもしれない。また、本当の歩み寄りとは、自分だけが相手に合わせることではない。つまり、一方方向ではない、ということ。
信頼、そして円滑なコミュニケーション。
いくつになってもいろいろあるわ。