独り言… ただいるだけで ~ その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

【思わず惚れた木村拓哉の名言集】
 
1.手を抜く方が疲れる
2.俺は「惜しい」って言葉が
  世界で一番嫌いなんだよ
3.自分の心からやりたい事を
  それだけ自分の中に
  持ち続けれるか
4.負けても楽しいと思えるのは
  努力した人の特権
5.神様からの2番目の奇跡は
  一緒に生きていく人と
  知り合うタイミング
6.できる・できないじゃなく
  やるかやらないか
7.俺は自分一人では
  何も出来ないから
8.「無理」という言葉を
   壁と思うかバネと思うか
   それだけで人生は大きく変わる
9.先が見えないと
  不安になるってよく言うけど
  俺は逆に楽しみになるよ
  どうしょうかなって
  ワクワクする
  何でもできるんだから
10.運で手に入れた幸せと
   努力で手に入れた幸せはね
   どっちも同じ幸せだけど
   俺は努力してゲットした幸せの方が
   楽しいと思うよ
 
※『いい言葉は人生を変える』より抜粋
 
納得。
私も常にそうありたいと思う事ばかり。けれど、そう出来ない事が、逆に自分を苦しめる事になる人だっているのではないだろうか?
 
最近俳優の自死が多い?しかも決して若い人達ではない。
 
人を演じるって相当なことだろうし、そのギャップで鬱になってしまう人もいるのではないだろうか? 「芸能人」という「商品」を保つための表と裏のバランスを保つわざ。
 
戦争で生きたくても生きられない人がいるのに、芸人・俳優の上島竜平氏の死を贅沢だと言ってる投稿がfbの某グループにあり、非常になんともいえない憤りを感じた。
 
私は死にたいとは思った事はないけれど、そう思っている人の苦しさ、というのは想像を絶することなのではないか、と思う。だから簡単に戦争で亡くなる人と同じ土俵で比較してはいけないと思うのは私だけだろうか?
 

結局は、人生どこに視点をおくかの違いなのだろうか?戦争は罪のない人々の命でさえ奪ってしまう。明日を生きたがった人の命があるのだから、自ら命を絶つのは贅沢だと…しかし、人生で一度でも死を考えた人、または身近にそういう人がいた場合は 死に至る人の苦しみを想像した事があるのだろうか。

 

相田みつを 「ただいるだけで」 (相田みつを美術館) |Tokyo Art Beat

 

「ただいてくれるだけで」という言葉に絶対的な存在感を感じる。

 

「わたしもなりたい。」それはとても大それた願望だが、逆に「ただいてくれるだけで」力をくれる人たちはいる。目に見えなくても、心で支え合える世の中になれますように。(結局前回と同じ結びになってしまった)